このような 疑問はありませんか?
- ベネッセスタディーサポートとは?
- スタディーサポートの活用方法を知りたい!
この記事では、高校生が受験しているベネッセスタディーサポートに関する情報をブログでまとめました。
情報を参考にするとスタディーサポートの成績を伸ばす方法が分かります。ぜひ参考にしてください。
ベネッセのスタディーサポートとは
スタディーサポート(スタサポ)はベネッセが提供している学力診断テストです。 このテストは幅広い出題範囲をカバーし、現時点での学力の弱点や勉強方法の改善点を特定することを目的としています。
4月と9月に実施され、今後の学習課題に向けた改善やアドバイスを提供することを目指しています。
また、テストの他に「学習リサーチ」と呼ばれるアンケートも同時に実施され、生徒の学習習慣や生活全般に関する情報を収集し、学力と学習のバランスを合わせて結果を診断しています。
スタディーサポートのテストの種類と難易度
種類 | 難易度 |
---|---|
βタイプ | ★★★★ |
αタイプ | ★★★ |
θタイプ | ★★ |
スタディーサポートのテストは、全部で3ランクの種類あり、難易度もランクによって異なります。
ベネッセのスタディーサポートの概要について
学年 | 実施 | 出題 形式 | 科目 | 試験時間 | |
---|---|---|---|---|---|
αタイプ | βタイプ | ||||
高 1 | 4月 9月 | マ l ク 式 | 国語 | 60分 | 80分 |
英語 | 70分 | ||||
数学 | 60分 | 90分 | |||
学習 状況 リサーチ | 約40分 | ||||
高 2 | 4月 9月 | 国語 | 70分 | 80分 | |
英語 | 60分 | 100分 | |||
数学 | 60分 | 120分 | |||
学習 状況 リサーチ | 約40分 | ||||
高 3 | 4月 | 国語 | 70分 | 80分 | |
英語 | 70分 | 100分 | |||
数学 | 60分 | 120分 | |||
学習 状況 リサーチ | 約40分 |
スタディーサポートの料金体系
種類 | 料金(約) |
---|---|
βタイプ | 3,300 |
αタイプ | 3,300 |
θタイプ | 3,300 |
料金については、学校によって割引料金などがあるため、若干異なるようです。また、料金が値上げされる可能性もあるため、学校から案内される経費の内訳を確認することをおすすめします。
ベネッセのスタディーサポートの目的と効果
受験時期 | テストの種類 | 目的 |
---|---|---|
4月 | スタディーサポート | 初期把握 |
6・7月 | ベネッセ 総合学力テスト | |
9月 | スタディーサポート | 軌道修正 |
10・11月 | ベネッセ 総合学力テスト | |
1月 | ベネッセ 総合学力テスト | 1年間の成果確認 |
ベネッセが実施しているスタディーサポートは、テスト結果から、次の他のテストに向けて何をすべきかを指摘し、行動や意識を変えるよう働きかけ、年間を通して学習成果が上がるよう促しています。
スタディサポートでの評価項目は、下記になります。
ベネッセスタディーサポートの結果からは、学力の評価だけでなく、学習習慣の行動も把握することができます。
学力に関するアドバイスと学習習慣やスタイルに関するアドバイスをバランスよく提供し、改善すべき点を示し、将来の目標となる指標を提案しています。
学力評価にだけ焦点を当てず、学習習慣やスタイルのアドバイスも確認することが重要です。
ベネッセスタディーサポート学力・学習診断結果について
ベネッセスタディーサポート学力到達度のGTZ(学習到達ゾーン)とは
評価 | レベル | |
---|---|---|
S | S1 | 難関大合格レベル |
S2 | ||
S3 | ||
A | A1 | 国公立・中堅私立大合格レベル |
A2 | ||
A3 | ||
B | B1 | 国公立・中堅私立大挑戦レベル |
B2 | ||
B3 | ||
C | C1 | 4年制大挑戦レベル |
C2 | ||
C3 | ||
D | D1 | 基礎・基本養成レベル |
D2 | ||
D3 |
スタディーサポートでは、国公立大学は合格可能性60%以上80%未満、私立大学は合格可能性40%以上60%未満のザックリとした目安を提案しています。
なつき
改めて考えると、その合格可能性では実際の合否を正確に判定することはできないのに、当時は記載されていた大学名をみて喜んでしまいました
スタディーサポート学習の到達度とは
評価 | レベル | |
---|---|---|
S | S1 | 自律学習定着レベル |
S2 | ||
S3 | ||
A | A1 | 学習習慣良好レベル |
A2 | ||
A3 | ||
B | B1 | 学習習慣標準レベル |
B2 | ||
B3 | ||
C | C1 | 学習習慣改善レベル |
C2 | ||
C3 | ||
D | D1 | 学習習慣要確立レベル |
D2 | ||
D3 |
スタディーサポートでは、学習習慣も5つに分けて、レベルを示しています。
ベネッセのGTZ(学習到達ゾーン)や目安大学に関するくわしい情報をまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
スタディーサポートの学習スタイルとは
学習習慣の型 | |
---|---|
高1 | 高2 |
学習習慣「定着」 | 学習習慣「要改善」 |
学習習慣「要注意」 | 学習方法「要チェック」 |
高校生スタート「順調」 | 高校生スタイル「定着」 |
高校生スタイル「要確立」 | 高校生スタイル「未定着」 |
スタディーサポートでは、最終的な評価として、学力と学習バランスを考慮した提案を行い、生徒に行動を起こすように呼びかけています。
高2になると、学習習慣の改善を促す方が多いですね。
公開!スタディーサポートの学習時間
平日 | 休日 | |||
---|---|---|---|---|
自分 なつき | 参考値 | 自分 なつき | 参考値 | |
1年 1回 | 1時間30分 | 1時間12分 | 3時間 | 2時間10分 |
1年 2回 | – | 1時間25分 | – | 2時間31分 |
2年 1回 | 0分 | 1時間39分 | 0分 | 2時間51分 |
2年 2回 | – | 2時間1分 | – | 3時間20分 |
3年 1回 | – | 2時間15分 | – | 3時間45分 |
スタディーサポートαタイプGTZ(学習到達ゾーン)の正答率表
高1のスタディーサポート正解率
GTZ | スタディサポート正解率 | ||||
---|---|---|---|---|---|
国数英 ααα | 国語 α | 数学 α | 英語 α | ||
S | S1 | 90.3~ | 93.0~ | 96.0~ | 99.0~ |
S2 | 87.0~ | 88.0~ | 92.0~ | 96.0~ | |
S3 | 83.7~ | 83.0~ | 88.0~ | 91.0~ | |
A | A1 | 79.7~ | 78.0~ | 81.0~ | 87.0~ |
A2 | 73.3~ | 73.0~ | 77.0~ | 81.0~ | |
A3 | 68.7~ | 68.0~ | 73.0~ | 75.0~ | |
B | B1 | 63.0~ | 63.0~ | 64.0~ | 67.0~ |
B2 | 57.0~ | 56.0~ | 57.0~ | 59.0~ | |
B3 | 51.0~ | 49.0~ | 50.0~ | 50.0~ | |
C | C1 | 46.0~ | 44.0~ | 46.0~ | 44.0~ |
C2 | 42.7~ | 39.0~ | 41.0~ | 38.0~ | |
C3 | 40.0~ | 35.0~ | 34.0~ | 33.0~ | |
D | D1 | 35.7~ | 32.0~ | 27.0~ | 29.0~ |
D2 | 31.0~ | 25.0~ | 21.0~ | 24.0~ | |
D3 | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ |
高2のスタディーサポート正解率
GTZ | スタディサポート正解率 | ||||
---|---|---|---|---|---|
国数英 ααα | 国語 α | 数学 α | 英語 α | ||
S | S1 | 86.7~ | 85.0~ | 97.0~ | 95.0~ |
S2 | 83.0~ | 83.0~ | 91.0~ | 92.0~ | |
S3 | 78.0~ | 77.0~ | 85.0~ | 87.0~ | |
A | A1 | 74.3~ | 74.0~ | 82.0~ | 82.0~ |
A2 | 68.7~ | 68.0~ | 76.0~ | 75.0~ | |
A3 | 62.7~ | 62.0~ | 68.0~ | 68.0~ | |
B | B1 | 56.0~ | 57.0~ | 59.0~ | 58.0~ |
B2 | 48.0~ | 48.0~ | 44.0~ | 50.0~ | |
B3 | 42.3~ | 45.0~ | 35.0~ | 46.0~ | |
C | C1 | 37.3~ | 41.0~ | 26.0~ | 40.0~ |
C2 | 35.0~ | 37.0~ | 23.0~ | 35.0~ | |
C3 | 30.7~ | 33.0~ | 18.0~ | 31.0~ | |
D | D1 | 26.7~ | 27.0~ | 11.0~ | 26.0~ |
D2 | 24.7~ | 22.0~ | 6.0~ | 20.0~ | |
D3 | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ |
高1より高2の方が得点率が下がっていますね。
<スタディーサポートで偏差値はでるの>
スタディーサポートでは、校内偏差値は個人診断レポート結果に記載されていますが、受験者全体の中での偏差値は表示されず、その情報は提供されていません。
スタディーサポートの範囲や対策は
- Q高1の4月のスタディーサポートの範囲は
- A
中学範囲からの出題になりますので、苦手な部分があれば重点的に復習するとよいでしょう。
- Qスタディサポートの対策はありますか
- A
受験前に配布されるスタディーサポート活用bookに記載されている事前学習用問題集に取り組むことをおすすめします。
- Qスタディサポートの復習や弱点の克服法はありますか
- A
スタディーサポートのレポートと一緒に配布される「弱点克服ワーク」や「弱点克服ドリル」で復習をしましょう。
また、スタディーサポートのプラスアルファ学習講座のデジタル教材を活用し、復習や弱点の補強を行うことが可能です。
活用できるスタディーサポートのテストと科目は以下の通りです。
テスト 英語 数学 国語 高1
第1回● ● ● 高1
第2回● ● ● 高2
第1回● ● ● 高2
第2回● ● ● 高3
第1回● ● ●
大学受験で早めにやること
模試を受けて気になる大学があったら、資料請求したり調べてみましょう。
オープンキャンパスを受入れている学校や気になる学校の学園祭などを調べて行ってみることも大切です。
早い段階で、目標の大学を見ることでモチベーションアップにつながるので、オススメです。
まとめ
高校入学時に、ベネッセのスタディーサポートを受験しました。学校での一斉受験であるため、模試の特性を完全に理解している人は少ないでしょう。
改めてスタディーサポートの情報を調べると、テストにタイプがあることも初めて知りましたし、このテストで苦手な部分の総点検をして今後の模試への橋渡しになることがわかりました。
当時は、何も理解せずに受験していたことが、大変勿体ないと感じています。もし過去に戻ることができれば、子どもに対して異なるアドバイスができたかも知れません。
ベネッセのスタディーサポートを受験し、このホームページにたどり着いた皆さんには、スタディーサポートの結果を有効に活用し、学年ごとに目標を立て、年度末には学習成果が出ることを期待しています。
「ベネッセのスタディーサポートの結果の記事は、こちらです。」
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