
このような 疑問はありませんか?
- スタディーサポートって何?
- どんなふうに活用すれば成績が上がるの?

こんな疑問を解決できる記事を書きました。
スタディーサポート(通称スタサポ)は、ベネッセが提供する高校生向けの学力・学習診断テストです。このテストの結果をどう活かすかが、成績アップのポイントになります。
この記事では、スタディーサポートの内容や料金、テスト結果の活用方法、そして成績UPにつながる具体的なポイントまで詳しく解説します。
- ベネッセのスタディーサポートの概要
- 難易度のランクや料金体系
- 学力診断結果の活用方法
- 成績UPにつながる活用法
スタサポを上手に活用して、効率よく成績を伸ばしましょう!

勉強時間も公開しているので、ぜひ参考にしてね!

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このブログでは、我が子が東大に合格するまでのリアルな受験体験や勉強法、受験対策を紹介しています。
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ベネッセのスタディーサポートとは

参照元:benesse.ne.jp
スタディーサポート(通称:スタサポ)は、ベネッセが提供する学力診断テストです。
このテストでは、幅広い範囲から出題され、学力の弱点や勉強方法の改善点を明確にするのが目的です。
- 実施時期:4月・9月
- 目的:学習課題の発見と改善アドバイス
また、テストと同時に「学習リサーチ」と呼ばれるアンケートを実施。学力だけでなく、生徒の学習習慣や生活状況を分析し、学習スタイルの評価も行います。
スタディーサポートの概要と特徴
スタディーサポートは、高校生を対象にした学力診断テストで、以下の特徴があります。
- 学力の現状を把握:国語・数学・英語の3教科の理解度を測定
- 今後の学習方針の提案:テスト結果をもとに、苦手分野や改善点を分析
- 学習習慣の診断:「学習リサーチ」を通じて、生活習慣や勉強スタイルを評価
試験はマークシート形式で、学年ごとに試験時間が異なります。
学年 | 実施 | 科目 | 試験時間 | |
αタイプ | βタイプ | |||
高1 | 4月 9月 | 国語 | 60分 | 80分 |
英語 | 70分 | |||
数学 | 60分 | 90分 | ||
学習状況 リサーチ | 約40分 | |||
高2 | 9月 | 4月国語 | 70分 | 80分 |
英語 | 60分 | 100分 | ||
数学 | 60分 | 120分 | ||
リサーチ | 学習状況約40分 | |||
高3 | 4月 | 国語 | 70分 | 80分 |
英語 | 70分 | 100分 | ||
数学 | 60分 | 120分 | ||
学習状況 リサーチ | 約40分 |
試験時間は目安であり、学校ごとに異なる場合があります。事前に確認しておきましょう。

学習リサーチはたっぷり40分! 長めの時間が確保されています。
スタディーサポートの種類と難易度
スタディーサポートには、以下の3つの種類があり、ランクによって難易度が異なります。
種類 | 難易度 |
---|---|
βタイプ | |
αタイプ | |
θタイプ |

受験するタイプは学校の方針によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
スタディーサポートの料金は?
スタディーサポートの受験費用は、以下の通りです。
種類 | 料金(円) |
---|---|
βタイプ | 3,100円 |
αタイプ | 3,100円 |
θタイプ | 3,100円 |
- 動画付きプランは、1・2年用2回セットで7,440円、3年用1回で5,800円
- 学校によって割引料金の適用がある場合があります。

料金が変更される可能性もあるため、学校からの案内を確認しましょう。
スタディーサポートの目的と効果
スタディーサポートは、年間をかけて学力の成長を支えます。
受験時期 | テストの種類 | 目的 |
---|---|---|
4月 | スタディーサポート | 学力の初期把握 |
6・7月 | ベネッセ総合学力テスト | 学習進度の確認 |
9月 | スタディーサポート | 学力の軌道修正 |
10・11月 | ベネッセ総合学力テスト | 実力チェック |
1月 | ベネッセ総合学力テスト | 1年間の成果確認 |

ベネッセのスタディーサポート目的と効果を紹介します。
目的と効果
- テスト結果を活用し、具体的な改善点を把握する
- 次のテストに向けて行動を見直し、学習習慣を改善する
- 年間を通じて継続的に学習し、成果につなげる
評価ポイント
項目 | 内容 |
---|---|
学力の到達度 | GTZ(学力到達ゾーン)などで評価 |
学習習慣の状況 | 勉強時間・スタイルなどを分析 |
次の学習のアドバイス | 目標設定や改善策を提案 |
スタディーサポートの結果は、学力の評価だけでなく、学習習慣や学び方の特徴も把握できます。

これらの情報をうまく使って、自分に合った勉強のやり方を見つけるのが大事です。
スタディーサポートの学力・学習診断とは

ベネッセの「スタディーサポート」の診断結果は「学力到達度」「学習到達度」「学習スタイル」の3つの視点から評価され、あなたの強みや改善点がわかります。
①学力到達度を測るGTZ(学習到達ゾーン)とは?
GTZ(学習到達ゾーン)は、全国の学力分布を基に、S1からD3までの15段階で評価する指標です。
評価 | 目安となる大学レベル | |
---|---|---|
S | S1 | 難関大合格 |
S2 | ||
S3 | ||
A | A1 | 国公立・中堅私立大合格 |
A2 | ||
A3 | ||
B | B1 | 国公立・中堅私立大挑戦 |
B2 | ||
B3 | ||
C | C1 | 4年制大挑戦 |
C2 | ||
C3 | ||
D | D1 | 基礎・基本養成 |
D2 | ||
D3 |

GTZは学力評価だけでなく、志望校合格の目安としても活用できます。
合格可能性の目安
大学 | 合格可能性 |
---|---|
国公立大学 | 60%以上80%未満 |
私立大学 | 40%以上60%未満 |

「合格の可能性」だけでは合否を正確に判断できないよね。
高校生の時は大学名に喜んでいたけど…。
②スタディーサポートの学習到達度の見方
学力だけでなく、「どの程度、学習習慣が身についているか」も重要な評価ポイントです。
スタディーサポートでは、学習到達度をS1~D3の15段階で診断し、自分に合った学習改善策を提示します。
評価 | レベル | 学習習慣の傾向 |
---|---|---|
S | S1 | 自律学習定着 |
S2 | ||
S3 | ||
A | A1 | 学習習慣良好 |
A2 | ||
A3 | ||
B | B1 | 学習習慣標準 |
B2 | ||
B3 | ||
C | C1 | 学習習慣改善 |
C2 | ||
C3 | ||
D | D1 | 学習習慣要確立 |
D2 | ||
D3 |

学習到達度の評価をもとに、「どこを改善すれば効率よく成績を伸ばせるか」を考えましょう!
③スタディーサポートの学習スタイルとは
学力アップには学習習慣が重要です。スタディーサポートでは、各自の学習スタイルを分析し、効果的なアドバイスを提供します。
学習習慣のタイプ
高1 | 高2 |
学習習慣「定着」 | 「要改善」 | 学習習慣
「要注意」 | 学習習慣「要チェック」 | 学習方法
高校生スタート「順調」 | 高校生スタイル「定着」 |
「要確立」 | 高校生スタイル「未定着」 | 高校生スタイル

「今の自分の学習スタイルはどこに当てはまる?」を考えながら、学習計画を立てていきましょう!

✖が多かったら、要注意だよ!
東大生の学習時間から学ぶ効果的な活用法

受験勉強で成果を出すには、単に長時間勉強するだけでは不十分です。
大切なのは、学習の質を高め、計画的に進めること。
ここでは、東大生の学習時間データをもとに、効果的な勉強法のヒントを探ってみましょう!
東大生のスタサポの学習時間
以下は、東大生のスタディーサポートでの学習時間のデータです。
学年 | 平日 | 休日 | ||
---|---|---|---|---|
回数 | なつき | 参考値 | なつき | 参考値 |
1年 1回 | 1時間30分 | 1時間12分 | 3時間 | 2時間10分 |
2回 | 1年1時間25分 | 2時間31分 | ||
2年 1回 | 0分 | 1時間39分 | 0分 | 2時間51分 |
2回 | 2年2時間1分 | 3時間20分 | ||
3年 1回 | 2時間15分 | 3時間45分 |
高1では参考値よりも長い学習時間を確保し、順調なスタートを切っていました。
しかし、高2になると学習時間が0分にまで減少し、継続の難しさが浮き彫りになっています。

正直、これを公開するのは迷ったけど、リアルな学習状況を知ってもらうために載せることにしました。

このデータを見ると、計画的な学習ができていないのがわかるね💦
成功する大学受験のポイント!


受験勉強で大切なのは、単に勉強することではなく、戦略的に学習を進めることです。
成功するには、以下のポイントが重要です。
- 志望校の明確な目標設定
- → 大学の資料請求を取り寄せたり、オープンキャンパスに行くのが◎
- 具体的な学習計画の立案
- → ざっくり「1日〇時間勉強しよう」じゃなくて、科目ごとに計画を立てる

志望校を決めるとモチベーションって上がるの?

そうね。
目標が具体的になると、迷いが減るし、勉強に対する意識も変わる。

僕も高1のときに東大の見学に行ったけど、「ここで学びたい!」って思った。
でも、その後ちゃんと計画を立てずにいたら、気づいたらダラダラ…。結局、浪人することになった。

計画を立てるのって難しい?

そう、これが意外と難しい。僕も失敗したし、正直、独学だと抜け漏れが出やすい。だからこそ、学習プランの相談はプロに頼るのが◎
- プロの視点で現状を徹底分析
- 一人ひとりに合わせた学習プランを提案
- 東大生ならではの実践的アドバイス

「とりあえず相談だけでもOK!」
だから、学習プランを作ってもらえば悩みが減ると思う。
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スタディーサポートGTZ(学習到達ゾーン)の正答率データ

スタディーサポートのGTZ(学習到達ゾーン)は、受験生の学力を測る指標の一つです。
ここでは、2020年のスタディーサポート(αタイプ)のデータをもとに、高1と高2のGTZごとの正答率を紹介します。

試験ごとに数値は変わりますが、おおよその目安として参考にできます。
高1のスタディーサポート正答率
GTZ | スタディサポート正解率 | ||||
---|---|---|---|---|---|
ααα | 国数英α | 国語α | 数学α | 英語||
S | S1 | 90.3~ | 93.0~ | 96.0~ | 99.0~ |
S2 | 87.0~ | 88.0~ | 92.0~ | 96.0~ | |
S3 | 83.7~ | 83.0~ | 88.0~ | 91.0~ | |
A | A1 | 79.7~ | 78.0~ | 81.0~ | 87.0~ |
A2 | 73.3~ | 73.0~ | 77.0~ | 81.0~ | |
A3 | 68.7~ | 68.0~ | 73.0~ | 75.0~ | |
B | B1 | 63.0~ | 63.0~ | 64.0~ | 67.0~ |
B2 | 57.0~ | 56.0~ | 57.0~ | 59.0~ | |
B3 | 51.0~ | 49.0~ | 50.0~ | 50.0~ | |
C | C1 | 46.0~ | 44.0~ | 46.0~ | 44.0~ |
C2 | 42.7~ | 39.0~ | 41.0~ | 38.0~ | |
C3 | 40.0~ | 35.0~ | 34.0~ | 33.0~ | |
D | D1 | 35.7~ | 32.0~ | 27.0~ | 29.0~ |
D2 | 31.0~ | 25.0~ | 21.0~ | 24.0~ | |
D3 | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ |
高2のスタディーサポート正答率
GTZ | スタディサポート正解率 | ||||
---|---|---|---|---|---|
ααα | 国数英α | 国語α | 数学α | 英語||
S | S1 | 86.7~ | 85.0~ | 97.0~ | 95.0~ |
S2 | 83.0~ | 83.0~ | 91.0~ | 92.0~ | |
S3 | 78.0~ | 77.0~ | 85.0~ | 87.0~ | |
A | A1 | 74.3~ | 74.0~ | 82.0~ | 82.0~ |
A2 | 68.7~ | 68.0~ | 76.0~ | 75.0~ | |
A3 | 62.7~ | 62.0~ | 68.0~ | 68.0~ | |
B | B1 | 56.0~ | 57.0~ | 59.0~ | 58.0~ |
B2 | 48.0~ | 48.0~ | 44.0~ | 50.0~ | |
B3 | 42.3~ | 45.0~ | 35.0~ | 46.0~ | |
C | C1 | 37.3~ | 41.0~ | 26.0~ | 40.0~ |
C2 | 35.0~ | 37.0~ | 23.0~ | 35.0~ | |
C3 | 30.7~ | 33.0~ | 18.0~ | 31.0~ | |
D | D1 | 26.7~ | 27.0~ | 11.0~ | 26.0~ |
D2 | 24.7~ | 22.0~ | 6.0~ | 20.0~ | |
D3 | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ | 0.0~ |
高1と高2の正答率の比較
高1と高2を比較すると、高2の方が全体的に正答率が低下していることがわかります。
特に、GTZが低い層ほど得点率の下がり幅が大きいのが特徴です。

高2になると試験の難易度が上がり、受験範囲が広がるからですね。
スタディーサポートで偏差値はわかる?
スタディーサポートでは、校内偏差値が個人診断レポートに記載されています。
ただし、受験者全体の偏差値(全国模試のようなもの)は提供されていません。

模試とは違って、スタディーサポートは学校内での自分の立ち位置を確認するテストだね。
スタディーサポートに関する質問(FAQ)
まとめ|スタディーサポートを活用して成績UPを目指そう!

この記事では、ベネッセのスタディーサポートについて解説しました。

テストを受けるだけで終わらせず、結果をしっかり活用すれば、効率よく学力を伸ばせます。
スタディーサポートを有効活用するポイント
- 試験範囲を事前に確認し、計画的に準備する
- 結果から自分の弱点を正確に把握する
- 分析結果に基づいた効果的な学習計画を立てる
- 学年ごとに明確な目標を設定する
私自身、子どもがスタディーサポートを受験した際、テストの価値を十分に理解していなかったことを後悔しています。事前に活用法を知っていれば、もっと効果的に学習できたはずです。
ぜひこの記事を参考に、スタディーサポートを最大限に活用して、お子さんの学力向上につなげてください。
スタディサポートの結果を以下で公開しています。参考にしてください。
参考:【スタサポ】ベネッセスタディーサポートの受験結果!