

この記事では、下記のお悩みをお持ちの方へ書いています。
この記事では、我が家が小学校受験を決意し、受験結果が「不合格・補欠」になりました。全落ち・全滅かと諦めていたところ、1校から補欠からの「繰り上げ合格」になった道のりを体験談としてまとめています。
小学校受験の合否に興味のある方に、体験記が参考になれば幸いです。
私立小学校の説明会に参加

小学校受験の一歩は、息子の通っていた幼稚園で私立小学校のパンフレットを発見し、それを見たことがきっかけで、説明会に参加しました。
当時は、小学校受験の世界には全く無知で、説明会に行くと、黒ずくめの服を着た保護者に囲まれ、とても圧倒されました。
1人で参加し、洋服はきれいなものを着ていましたが、鮮やかな色合いを選んでしまい、周囲と浮いてしまった気がしました。
正直に言うと、場違いな気分で説明を聞き、パンフレットを受け取って帰りました。
小学校受験の決断

家に帰り、私が見た光景や感じた印象を夫に伝えました。
しかし、学校説明会で受けた印象は非常に良かったです。実際にその学校を訪れて感じことは、公立とは異なり、設備や環境が整っており、息子に質の高い教育環境を提供したいという気持ちが芽生えました。
そこで、夫と学費を確認し、私たちの家庭でも払えるか相談をしました。
もともと節約家志向なので、出産前に住宅ローン(35年返済予定を8年で完済)を完済した経緯があり、学費の支払いも何とかなると判断しました。(勘違いをしました。)
高卒のため、身近な人々の中に私立小学校出身はいなかったため、知識がなく、高額の学費を支払えば高品質な教育が受けられるというイメージに惑わされました。
これが小学校受験の決断を導いた最大の理由です。
小学校受験の塾に通う

小学校受験をすると決めたのは、息子が年中の頃でした。調べてみると、受験をするためには専門の塾に通うことが必要だと知りました。
そして、塾の料金を調べると、月に約4万円かかることが分かりました。費用を節約したいと考えたため、受験にぎりぎり間に合う年中の12月に塾の体験会に参加し、そのまま入塾しました。
塾通いから焦る日々

同じように12月から1月に入塾した人もいれば、早い人は年少から通っていました。塾に入る前は、何とかなると楽観的に考えていました。
しかし、実際に塾の様子を見ていると、息子の出来の悪さは明らかでした。息子は早生まれであるため、目立ってしまい、親としては心苦しい思いをしました。
それでも、息子が一生懸命努力している姿を見るたびに、どうにか合格できないかという期待とともに不安が押し寄せ、この小学校受験という世界に足を踏み入れた選択が正しかったのかという疑念を感じていました。
小学校受験の受験結果

受験校 | 結果 | 進学 |
A | ✖ | ✖ |
B | ✖ | ✖ |
C | ▲ | 〇 |
まとめ

息子が今や大学生になり振り返ると、当時の自分が全力で取り組んでいたことを思い出します。
受験は準備段階からお金や時間、労力を要するものであり、一旦受験を決めると最終的にはどの学校でも合格して欲しいという気持ちになりました。
当時は、私立小学校に入学させることで、息子が充実した学校生活が送れるものと信じていました。
我が家の場合、子供の出来が悪かったので、結果的には、2校が不合格、1校が補欠という結果になりました。
幸いなことに、補欠校から繰り上げ合格の連絡があり、なんとか入学のチャンスを掴むことができました。
当時の塾の先生からは、「入学されても大変だと思いますよ」という一言を言われ、その言葉に悔しい思いもしました。
私立小学校受験を選択する家庭は限られているのが現状だと考えています。
大学受験を終えた今、小学校受験の結果にこだわる必要はないと感じます。
そして改めて思うのは、受験の合否よりも、入学後の方が重要です。
受験が終わっても、それは新たなスタートです。
もし迷いや葛藤があるなら、別の進路を再考することは間違いではありません。
何よりも、親子で受験に向けて頑張ったことは無駄になりません。
たとえ行かない選択をしても、不合格だったとしても、それは新しい可能性への一歩であることを、皆さんにお伝えします。
「小学校受験に関する記事を時系列に整理しております。
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