
このような 疑問はありませんか?
- 現役生と浪人生の平均点にどれくらい差があるの?
- 現役生・浪人生の偏差値(点数)の差はどのくらい?
- 浪人するとどの科目の成績が伸びやすい?
あやこんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
実は、息子も浪人生を経験し、受験の厳しさや成績の伸び方を実感しました。浪人生になると、どの科目が伸びるのか、逆にあまり変わらないのか、気になるところですよね。
この記事では、「駿台atama+プレ共通テストの現役生・浪人生の試験結果」を詳しく分析し、科目ごとの平均点や偏差値の差を比較します。さらに、浪人生が特に伸びやすい科目や、現役生との成績差が大きかった科目をランキング形式で紹介します。
「どの科目を重点的に勉強すればいいの?」と考えている受験生の皆さんにとって、今後の学習のヒントになる内容ですので、ぜひ参考にしてください!
- 現役生と浪人生の平均点
- 現役生と浪人生の偏差値差



年内最後の模試で、緊張したんだよな。


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駿台atama+プレ共通テスト|現役生vs浪人生の成績を比較



駿台atama+プレ共通テストでは、現役生と浪人生の成績にどのような違いがあるのでしょうか?
ここでは、コース別に平均点や偏差値を比較し、どの程度の差があるのかを詳しく確認します。
コース別の平均点・偏差値の比較
以下の表は、駿台atama+プレ共通テストにおける現役生と浪人生の平均点・偏差値の比較です。
| 科目 | 配点 | 現役生 | 浪人生 | 偏差値差 |
|---|---|---|---|---|
| 平均点 人数 | 平均点 人数 | 現役-浪人 | ||
| 5-7(8)総合 英数国理歴公 | 900 | 528.3 | 599.8 | -6.0 |
| 48,421 | 14,383 | |||
| 5-8 文系 英数国理歴公2 | 900 | 515.6 | 593.4 | -6.7 |
| 19,100 | 3,007 | |||
| 5-7 理系 英数国理2歴公 | 900 | 536.6 | 601.5 | -5.3 |
| 29,321 | 11,376 | |||
| 5-6 総合 英数2国理歴公 | 800 | 473.0 | 532.4 | -5.7 |
| 49,585 | 14,624 | |||
| 4教科 文系 英数国歴公 | 800 | 453.4 | 520.9 | -6.5 |
| 20,765 | 3,325 | |||
| 4教科 理系 英数国理 | 800 | 469.8 | 530.1 | -5.3 |
| 31,855 | 11,829 |
コース別の成績傾向
駿台atama+プレ共通テストの結果を見ると、総合的に浪人生の方が平均点・偏差値ともに高いことが分かります。
文系・理系ともに浪人生の方が偏差値が高い傾向がありますが、文系の方が差が大きいのが特徴的です。
理由として、浪人生は 1年間で基礎学力を定着させ、演習量を増やせたことが挙げられます。特に文系科目は暗記量が多いため、時間をかけて学習できる浪人生の方が有利になりやすいと考えられますね。



次のセクションでは、教科ごとの点数と偏差値の違いを詳しく見ていきます!
科目別浪人と現役の成績比較|駿台atama+プレ共通テスト


駿台atama+プレ共通テストの結果をもとに、科目ごとの平均点・偏差値の違いを詳しく見ていきます。
ここでは、以下の項目について比較します。
① 教科別の平均点・偏差値の違い
まず初めに、以下の6教科について傾向を分析します。
英語の比較
| 科目 | 配点 | 現役生 | 浪人生 | 偏差値差 |
|---|---|---|---|---|
| 平均点 人数 | 平均点 人数 | 現役-浪人 | ||
| リーディング | 100 | 60.4 | 67.4 | -3.7 |
| 62,734 | 17,909 | |||
| リスニング | 100 | 59.4 | 63.5 | -2.9 |
| 62,511 | 17,776 |
英語のリーディング・リスニングともに、浪人生の方が平均点が高い結果となりました。特にリーディングは7点以上の差があり、浪人生の方が有利な傾向が見られます。



リーディングでの差が特に大きいね!
数学の比較
| 科目 | 配点 | 現役生 | 浪人生 | 偏差値差 |
|---|---|---|---|---|
| 平均点 人数 | 平均点 人数 | 現役-浪人 | ||
| 数学Ⅰ | 100 | 37.2 | 36.7 | 0.3 |
| 318 | 45 | |||
| 数学ⅠA | 100 | 49.6 | 58.8 | -5.3 |
| 54,769 | 16,138 | |||
| 数学Ⅱ | 100 | 25.3 | 24.4 | 0.7 |
| 375 | 44 | |||
| 数学ⅡB | 100 | 45.0 | 58.1 | -6.3 |
| 52,312 | 15,844 |
数学Ⅰと数学Ⅱはほぼ同じ水準ですが、数学ⅠAと数学ⅡBでは浪人生の平均点が大きく上回っています。



特に数学ⅡBでは6.3ポイントの差で、全科目中最大の差になっているね。
国語の比較
| 科目 | 配点 | 現役生 | 浪人生 | 偏差値差 |
|---|---|---|---|---|
| 平均点 人数 | 平均点 人数 | 現役生-浪人生 | ||
| 国語 | 200 | 121.3 | 130.0 | -2.9 |
| 61,682 | 17,247 |
国語全体の平均点には大きな違いは見られませんでした。



細かく見ると、漢文の得点差がやや大きく、浪人生の方が高得点だね。
理科基礎の比較
| 科目 | 配点 | 現役生 | 浪人生 | 偏差値差 |
|---|---|---|---|---|
| 平均点 人数 | 平均点 人数 | 現役生-浪人生 | ||
| 物理基礎 | 50 | 32.8 | 34.9 | -2.7 |
| 2,597 | 1,008 | |||
| 化学基礎 | 50 | 32.2 | 35.4 | -3.4 |
| 14,774 | 2,202 | |||
| 生物基礎 | 50 | 26.9 | 30.9 | -4.2 |
| 20,312 | 2,328 | |||
| 地学基礎 | 50 | 28.4 | 30.5 | -2.3 |
| 8,412 | 1,249 |
生物基礎では4.2点の差があり、理科基礎科目の中でも特に浪人生の成績向上が目立ちました。



理系科目は、浪人生が有利だね
理科の比較
| 科目 | 配点 | 現役生 | 浪人生 | 偏差値差 |
|---|---|---|---|---|
| 平均点 人数 | 平均点 人数 | 現役生-浪人生 | ||
| 物理 | 100 | 66.4 | 75.0 | -4.4 |
| 23,433 | 9,886 | |||
| 化学 | 100 | 56.1 | 67.9 | -5.5 |
| 29,899 | 11,881 | |||
| 生物 | 100 | 64.7 | 73.0 | -4.7 |
| 8,043 | 2,440 | |||
| 地学 | 100 | 42.9 | 47.3 | -2.5 |
| 102 | 71 |
物理と化学の成績差が特に大きく、化学は偏差値差5.5と、数学ⅡBに次いで2番目に大きな差がありました。



物理と化学は現役生と浪人生で成績の曲線が違うね。
地歴公民の比較
| 科目 | 配点 | 現役生 | 浪人生 | 偏差値差 |
|---|---|---|---|---|
| 平均点 人数 | 平均点 人数 | 現役-浪人 | ||
| 日本史B | 100 | 58.7 | 68.9 | -5.6 |
| 18,409 | 4,081 | |||
| 世界史B | 100 | 61.5 | 69.2 | -4.0 |
| 11,802 | 2,788 | |||
| 地理B | 100 | 59.6 | 68.1 | -5.1 |
| 26,197 | 7,851 | |||
| 現代社会 | 100 | 52.9 | 58.7 | -3.9 |
| 8,003 | 700 | |||
| 倫理 | 100 | 61.6 | 64.6 | -2.0 |
| 2,681 | 442 | |||
| 政治・経済 | 100 | 52.9 | 59.6 | -4.1 |
| 5,624 | 494 | |||
| 倫理、 政治・経済 | 100 | 65.5 | 67.7 | -1.5 |
| 8,405 | 3,714 |
日本史B・世界史B・地理Bの3科目では5点以上の得点差があり、浪人生の成績向上が特に目立ちます。



浪人生の点数が大きく伸びていますね。
② 科目ごとの偏差値差ランキング


以下は、現役生と浪人生の偏差値差が大きかった科目ランキングです。
現役生 vs 浪人生 偏差値差ランキング
| 順位 | 科目 | 偏差値差 |
|---|---|---|
| 1 | 数学ⅡB | -6.3 |
| 2 | 日本史 | -5.6 |
| 3 | 化学 | -5.5 |
| 4 | 数学ⅠA | -5.3 |
| 5 | 地理B | -5.1 |
| 6 | 生物 | -4.7 |
| 7 | 物理 | -4.4 |
| 8 | 生物基礎 | -4.2 |
| 9 | 政治・経済 | -4.1 |
| 10 | 世界史 | -4.0 |
| 11 | 現代社会 | -3.9 |
| 12 | リーディング | -3.7 |
| 13 | 化学基礎 | -3.4 |
| 14 | リスニング | -2.9 |
最も偏差値差が大きかったのは数学ⅡB(6.3差)で、数学・理科・社会の主要科目が上位にランクインしました。
数学・理科・社会は伸びしろが大きい!
ランキングを見ると、数学と理科・社会が大きく伸びています。
これらの科目は、基礎を固めて演習を積み重ねれば、偏差値を大きく上げることが可能です。
特に、数学・化学・生物・物理・地理Bなどは、知識の積み重ねや演習の量によってスコアが変わるため、浪人生の方が有利になりやすいと言えます。
逆に、逆に、英語のリーディング(3.7差)やリスニング(2.9差)、現代社会(3.9差)などは、現役生と浪人生の差が比較的小さいので、大幅な成績アップが難しい科目と考えられますね。
どの科目を重点的に勉強すべきか?
| 伸びしろが大きい科目 (浪人生が伸ばしやすい) | 伸びにくい科目 (現役生との差が小さい) |
|---|---|
| 数学 | 英語 |
| 化学・生物・物理 | 現代社会・政治経済 |
| 地理B・日本史 | 化学基礎 |



伸びやすい科目を重点的に対策すれば、効率よく成績を伸ばせる!
まとめ|浪人生の成績はどう変化する?


この記事では、駿台atama+プレ共通テストの結果をもとに、現役生と浪人生の成績を比較しました。
特に数学・理科・社会は、浪人生の方が大きく成績を伸ばしている傾向が見られました。一方、英語や国語は現役生と浪人生の差が小さく、大幅なスコアアップが難しい科目であることも分かりました。
また、浪人生の成績の伸び方には「2・6・2の法則」があるとも言われています。
✅ 成績が大きく伸びる人:2割 📈
✅ 現状維持の人:6割 ➡
✅ 成績が下がる人:2割 📉
実際に、子供の周囲でもこの法則が当てはまっているように感じました。
子供の場合、浪人時の夏に一時的に成績が下がり、不安を抱えながら秋を迎えました。そして、河合塾全統プレ共通テストや駿台atama+プレ共通テストを受験し、現役時とは異なる「背水の陣」のような気持ちで臨んでいたようです。
受験は最後まで何が起こるか分かりません。現役生も浪人生も、ベストを尽くして頑張ってください!








