
このような お悩みはありませんか?
- 教育方針って、どうやって決めればいいの?
- 他の家庭はどんな教育方針なんだろう?
- 我が家の教育方針、合っているのかな?

こんな悩みを解決できる記事を書きました!
家庭の教育方針は、家庭ごとの大切なルールです。とはいえ、「何を基準に決めればいいのかわからない」「具体的な事例を知りたい!」と感じること、ありますよね。
この記事では、我が家の教育方針の具体例7つを紹介します。教育方針を決めるメリットや、私たちが実際に経験した失敗例も公開!
記事後半では、教育方針が子どものやる気や学力に与える調査結果のデータも解説します。
- 我が家の教育方針7つ
- 教育方針を決めるメリット
- 我が家の失敗例
- 教育方針による子供への影響の調査結果
お子さんに合った教育方針を見つけるヒントとして、ぜひ参考にしてください!

私達は高卒で年収500万円台。でも、子どもは東大生に!
このブログでは、我が子が東大に合格するまでのリアルな受験体験や勉強法、受験対策を紹介しています。
プロフィールはこちら
我が家の教育方針


我が家の教育方針7つを紹介します。
- あいさつ
- 二人で叱らない
- 規則正しい生活
- 固有名詞を使って会話
- 好き嫌いをさせない
- 助け過ぎない
- 報酬型にしない
① あいさつ
あいさつを大切にしています。あいさつはコミュニケーションの基本で、お互いの存在を思いやることができます。
例えば、朝起きたときや帰宅したときに「おはよう」「ただいま」と声をかけあうことで、普段から家族を尊重する習慣がつきます。

あいさつを日課にすれば、家族の絆を深め、円滑な家族関係を築けるかと思います。
② 規則正しい生活
規則正しい生活を送ることを心掛けています。規則正しい生活は健康と集中力を維持するために必要です。
例えば、朝6時に起床し、決まった時間に食事や就寝をすることで、体内リズムが整い、日常生活がスムーズになります。
規則正しい生活をすれば、子どもの健康と学習能力を高められますね。

子どもには土日も関係ないので、徹底するのは大変でした。
幼稚園や小学校に入ってから朝起きられないことがなくて良かったです。
③ 二人で叱らない

子どもを同時に二人で叱らないようにしています。
両親が同時に叱ると、子どもがプレッシャーを感じたり、過度のストレスを与える可能性があります。
例えば、一方の親が子どもを叱っている間、もう一方の親は落ち着いて状況を見守り、後でフォローをします。
同時に叱らないことで、子どもの心の安定を保ち、平穏な気持ちを維持できます。

親が同時に叱ると、子どもの逃げ場がなくなりますよね。
④ 固有名詞を使い会話する

言葉の使い方に注意しています。子どもは大人との言葉のやり取りと通じ、成長します。
赤ちゃん言葉を使わず、大人と同じ言葉で話すことで、思考力と表現力を親から学ぶことができます。
例えば、犬の場合は「柴犬」や「ゴールデンレトリバー」など具体的な犬種名で会話します。
固有名詞で会話することで、子どもの語彙力と理解力を育めると感じています。

なつき、お姉さんが「プードル 」をお散歩させているね~

おねえさんが「プードル 」をおさんぽ、させているね~
かわいい~♪
⑤ 好き嫌いをさせない

子どもに好き嫌いをさせないようにしています。偏食は栄養バランスの乱れやわがままにな性格の原因になる可能性があるからです。
例えば、お子様メニューを禁止し、大人と同じ食事を食べさせれば、幅広い食材を楽しみながら、健康的な食生活を身につけます。
常に子どもの好きな物だけを食卓に並べると、子どもは自分の好みの食事を要求し続けるようになります。
親がその要求を受入れ続けると、わがままな行動が正当化されていると感じていまい、わがままに育つ可能性があります。
大人と同じバランスの取れた食事を食べることで、子どもは健康的な食生活を身につけ、忍耐力も鍛えられます。

「ウィンナーしか食べない」従兄弟がいました。
その子がわがままに育ったのを知っているので、食事を好きにさせることはリスクです。
⑥ 助け過ぎない
子どもを助けすぎないようにしています。自立心と問題解決能力を育むためには、自分で挑戦し、解決する経験が必要です。
例えば、子どものが転んだ場合でもすぐに助けず、自分で立ち上がるのを待ちます。
小さなことですが、自立心を育て、自己解決する力を高めることができます。

子供が転んで放置していると心が痛みますが、親の助けを習慣づけると感じたので、助けないようにしました。
⑦ 報酬型にしない

金銭的な報酬を与えないようにしています。行動動機が金銭的な報酬に依存すると、インセンティブに依存して自主的な動機が育ちません。
例えば、学校の成績が良かったときにお金や物を与えるのではなく、言葉でほめたり励まします。
言動での声掛けは、子どもの自己成長を実感し、モチベーションアップになります。
報酬がもらえなくなるとやる気がなくなるので、本来の目的が分からなくなってしまいます。
実は、中学生の時に失敗しました。

携帯電話が欲しい~
みんなとの連絡で必要なんだ!

中間テストで、3位以内に入ったら買ってあげるよ。
中間テストで猛勉強!見事、3位に入る。

3位に入ったから、携帯買ってね。

次回も、頑張るんだぞ。

はい。
期末テスト

携帯のゲームに夢中になり、成績が急降下⤵

やっぱり、目的が終わったら勉強しないじゃない💢
親は子供を信頼し、携帯電話を管理できると甘く考えていました。
息子は携帯電話の誘惑に負け、親の知らない間に使っていたパターン。
最終的に話し合いをし、「スマートフォンを制限するアプリ」で解決したけど、
反抗期と重なり、元の状態に戻るまでに約半年かかりました。
教育方針・報酬は子供のやる気を引き出すのか

授業中における効果的なほめ方」という研究を参照しています。(参照元:島根大学)

「ほめ」は動機づけを促す効果的があるかどうか?を調べました。
調査内容
- 実験内容
- 絵を描いてほしい、もし何かを描いてくれたらごほうびをあげる。と伝え絵を描かせ、時間と報酬を与えた後の描写時間を比較。
- 年齢
- 4 歳児、5 歳児
報酬の種類
- よくできましたで賞のようなシンボル
- お金
(報酬を知らされていない) - ポジティブな言葉
- 報酬を与えずに取り組ませる
実験結果 | |
---|---|
絵を描く時間 | 報酬内容 |
長くなった | ❸ ポジティブな言葉 |
短くなった | ➊ よくできましたで賞のようなシンボル ❷ お金 ❹ 報酬を与えられない |
報酬は子供のやる気を引き出すのか?結論

❸のポジティブな言動だけが長くなり、➊と❷、❹は、短くなりました。6
シンボルやお金などの物質的報酬では、本来あるべき動機付けを削ぎ落とし、本来の動機づけを減少させます
実験結果から分かること
- 子どものモチベーションを維持には、物質的な報酬よりも言動が一番有効。
- 年齢に関係なく幅広い世代で効果がある。

子供のやる気で一番大切なのは、言葉の報酬なのですね!
教育方針を決める4つのメリット

教育方針を決めた時期
幼い頃に実母が家出をした経験から、夫婦でのコミュニケーションが大切だと感じていたので子どもが生まれる前に話し合いをしました。
教育方針を決めるメリット
- コミュニケーションの促進
- 一貫性と安心感の確保
- ストレスの軽減
- 将来の問題の予防
① コミュニケーションの促進
夫婦で教育方針を決めれば、コミュニケーションが良好になります。
例えば、子どもの学校選びや習い事について事前に夫婦で話し合いをすることで、お互いに期待していることや考えを明確にし、コミュニケーションのベースを築くことができますよね。
普段からの話し合いは、日常生活がスムーズになり、夫婦での理解も深まります。
② 一貫性と安心感の確保
教育方針を決めることで、一貫性と安心感を与えます。
夫婦が同じ方針やルールで行動するので、子どもは混乱せずに済みます。
例えば、家庭内でのルールやマナーについて一貫した方針を示すことで、子どもは安心して成長できます。

一貫性のある教育方針は、子どもの安心感と信頼感を育みます。
③ ストレスの軽減
夫婦で教育方針を決めれば、子育てのストレスを軽減できます。
例えば、どちらか一方が仕事で忙しい時でも、もう一方に信頼して子育てを任せられますよね。
教育方針が一致していれば、夫婦で子育てを協力する手助けとなり、お互いの負担を分担しやすくし、ストレスも軽減し家庭内の和を保てます。
④ 将来の問題の予防
教育方針を決めることで、将来の問題を予防できます。
例えば、習い事や進学先の選択について意見を合わせておけば、子どもが成長した際に大きな対立を未然に防げます。
夫婦で教育方針を共有すれば、家庭内のトラブルを最小限におさえ、安定した環境を作ることができます。

夫婦が共通の考えを持つことは、意見が異なっても、お互いの考え方や価値観を理解するいい機会ですね。
親の教育方針が子供の成績に影響するのか

「学力格差は幼児期から始まるのか」という研究を参照しています。(参照元:お茶の水大学)

語彙や読み書きの習得の調査を行いました。
調査内容
親のしつけスタイルと子供の語彙習得に文化・社会・経済の影響があるか個別調査を実施
- 場所
- 東京、ソウル、上海
- 年齢
- 3歳児、 4 歳児、5 歳児
- 人数年齢
- 4人数各1,000名(合計3,000名)
しつけスタイル
- 「共有型」
(子どもとのふれあいを重視し、体験を共有する) - 「強制型」
(大人のトップダウンのしつけや力で従わせる) - 「自己犠牲型」
(子どもが何より大切で、子育て負担感が大きい。育児不安か放任・育児放棄に二極化)
結果
- 語彙得点としつけスタイルに相関がある
- 語彙得点が高い子どもは、共有型しつけ
- 語彙得点が低い子どもは、強制的しつけ
東京、ソウル、上海も同じ結果でした。
語彙力の高さ | ||
---|---|---|
1位 | 2位 | 3位 |
➊「共有型」 | ❸「自己犠牲型」 | ❷「強制型」 |
教育方針の調査結果から分かること
親のしつけスタイルで、幼児期で学力(語彙力)に違いがでている結果となりました。
子どもとのふれあいや会話を大事にし、楽しい経験を子どもと共有する「共有型しつけ」型が理想です。

しつけスタイルで幼児期の語彙力に差がでるのは、驚きました。
毎日一緒に過ごす親の影響は、大きいですね。
教育方針で失敗したこと2つ

物を与え過ぎた
物を買い与えすぎたことが失敗でした。
親からプレゼントを貰った経験がなかったので、子どもの誕生日やクリスマスなどのイベントに欲しがるものを買ってしまいました。
結果として、子どもは何でも親に買ってもらえるという認識を持ち、物をあまり大事にしていません。
整理整頓ができない
整理整頓ができないまま成長しました。
子どもに部屋の掃除や洗濯物のしまい方などの片付けるを教えなかったため、部屋が乱雑になりました。
カバンの中も整理されておらず、整理整頓が苦手な状態です。
まとめ

我が家の子育て方針を共有しましたが、一番感じることは、育てた通りにしか育たないということです。
そのため、子どもにどのように成長して欲しいかを考え、優先順位を付けることがポイントです。
100家族いれば100通りの方法があるので、子育てについて唯一の正解はありません。
ですから、自分たちの信念に基づいて試してみるべきです。
最も大切なのは、親の愛情を感じながら、子どもたちが精神的に安定し、成長できる環境を整えること。
愛情たっぷりの家庭で幼少期を過ごすことは、どんなルールよりも宝です。
子育てを頑張っている親御さんに、少しでもヒントとなれば嬉しいです。
子育ての話をまとめています。ぜひ参考にしてください。
