

この記事では、下記のお悩みをお持ちの方へ書いています。
この記事では、成績上位の子供の家庭環境7つの特徴について、調査結果を基にまとめております。また、我が家の体験談もあわせてお伝えします。
記事内で紹介している「子どもへの接し方と学力の関係」に関する調査結果を参考にすることで、子供に良い影響がある家庭の特徴がわかります。
「成績優秀な子供を育てたい方」や「優秀な子供が育つ家庭環境をお探しの方」や「子供とのコミュニケーションで悩んでいる方」にとって参考になる情報です。
成績優秀な子供が育つ家庭環境|7つの特徴

全国学力・学習状況調査は、文部科学省が日本全国の小中学校の最高学年(小学6年生、中学3年生)全員を対象として、学力・学習状況の調査を目的として行う学力調査で、学力を問う出題だけでなく、児童・生徒の学習環境や生活環境のアンケート調査も行っている。
引用元:全国学力・学習状況調査 – Wikipedia
調査内容
全国学力・学習状況調査の実施(文部科学省)の成績を基に、お茶の水女子大学が家庭環境と学力の関係について分析しました。
調査対象 調査対象者 調査対象校 5政令都市の公立100校 調査対象 6年保護者 保護者数 5,847人 性 別 男 性 49.2%
女 性 48.8%
無回答 2.0%調査対象のデータ 結論
引用:お茶の水女子大学委託研究 (mext.go.jp)

調査では、家庭環境や教育意識が成績と関係しているとわかりましたね。

どんな家庭環境がいいのかな?

今回は、成績上位と下位の家庭環境を比較し、7つのポイントでお伝えします。

我が家のことも紹介していますので、参考にして下さい。

なつき
ぼくのこともたくさん出てくるよ。
成績優秀な子供が育つ家庭環境|7つの特徴とは

【お茶の水女子大学委託研究・補完調査】
全国学力・学習状況調査(国語A)のデータに基づき作成しています。
No7 博物館や美術館に行く

よくする・ときどきする | 単位:% | |
---|---|---|
成績 上位層 | 38.0 | |
成績 下位層 | 21.7 | |
差 | 16.3 |

普段から芸術や文化に触れる機会を作っているね。

本物に触れるのって刺激あるからね。
我が家の体験談
項 目 | 当てはまり度 |
---|---|
博物館や美術館に行く |


白川先生に直接、ぼくの発表を拝見いただき、緊張しました。

参加の抽選に当選して良かった。

実験も本当に面白かった♪
No6 ゲームで遊ぶ時間は限定している

よくする・ときどきする | 単位:% | |
---|---|---|
成績 上位層 | 68.1 | |
成績 下位層 | 51.6 | |
差 | 16.5 |

制限をしている家庭が多いね。

時間を決めないと長くなるからよ。
我が家の体験談
項 目 | 当てはまり度 |
---|---|
ゲームで遊ぶ時間は限定している |

ゲームは持っていなかったので、パソコンのゲーム時間を制限していました。

電車のシミュレータをやっていた。

無料なのに、楽しかったね。
No5 ニュースや新聞記事について話す

よくする・ときどきする | 単位:% | |
---|---|---|
成績 上位層 | 82.7 | |
成績 下位層 | 62.7 | |
差 | 20.0 |

ニュースがいいきっかけになっている。

知識が増え、会話も増えますね。
我が家の体験談
項 目 | 当てはまり度 |
---|---|
ニュースや新聞記事について話す |

テレビの視聴を制限していたため、ニュースをメインに見ています。

なつきはニュース好きで、オタクだったね。

ニュース検定も受検したね。
No4 小さいころ、絵本の読み聞かせをした

よくする・ときどきする | 単位:% | |
---|---|---|
成績 上位層 | 83.0 | |
成績 下位層 | 61.8 | |
差 | 21.2 |

成績上位層でも、2割はやっていないんだね。

逆に、何をしているのかな?
我が家の体験談
項 目 | 当てはまり度 |
---|---|
小さいころ、絵本の読み聞かせをした |

我が家も生活を変えて、頑張りましたね。

子どもが小さい頃、頑張った甲斐があったね。

僕が生まれてから、本を読むようになったんだよね!?

私たちは、子どもが生まれてから生活を変えました。
No3 英語や外国の文化に触れるよう意識している

よくする・ときどきする | 単位:% | |
---|---|---|
成績 上位層 | 66.3 | |
成績 下位層 | 43.0 | |
差 | 23.3 |

小学生から英語の授業があるので、意識しているね。

上位と下位で、差が開いているね。

この差が、英語が好き嫌いになる原因だな。
我が家の体験談
項 目 | 当てはまり度 |
---|---|
英語や外国の文化に触れるよう意識している |

ニュースは、日本語と英語でみています。

英語も勉強になるし、楽しい勉強法だよ。

英語のニュースをみて、世界にも興味をもちました。

国旗も沢山覚えたね。
No2 親が言わなくても子どもは自分から勉強している

よくする・ときどきする | 単位:% | |
---|---|---|
成績 上位層 | 78.4 | |
成績 下位層 | 53.6 | |
差 | 24.8 |

自分から勉強するのはエラいよな。

親が勉強するようにサポートした結果よ。

短期間では身に付かないから、親も頑張っているね。

時間が掛かるけど、一度身につけたら財産よね。
我が家の体験談
項目 | 当てはまり度 |
---|---|
親が言わなくても子どもは自分から勉強している |

小学生から学習習慣が身に付き順調でした。
しかし、中学生の反抗期の頃にトラブルがありました。

中学生の頃、携帯に夢中になって勉強をしなかった。

心配しましたが、親子で話し合いをして半年で解決しました。

携帯の管理が出来なかったので、アプリで利用時間を制限されました💦
No1 家に本がたくさんある

よくする・ときどきする | 単位:% | |
---|---|---|
成績 上位層 | 73.1 | |
成績 下位層 | 45.0 | |
差 | 28.1 |

やはり本の所有が1番ですね。

差が1番大きいね。
我が家の体験談
項 目 | 当てはまり度 |
---|---|
家に本がたくさんある |

本当の話
上の画像は我が家にある本棚の写真です📷

図書館を利用しているので、購入するのは少ないけどね。

洋書は、図書館の所蔵が少ないので、買うことが多いです。

好きな本は何度みても飽きないよ。
「家庭の教育力」と「学力の関係」について

ベネッセ教育総研総合教育力の向上が子どもの学力を伸ばす
学力向上のための基本調査2004より
調査概要 調査内容 [A]児童・生徒対象の「総合学力調査」
[B]保護者対象の「教育意識調査」を通して、生徒の「総合学力(学力、学びの基礎力、生きる力)」の相互関係を検証調査時期 2004年5月中旬から6月初旬 調査対象 [A]総合学力調査 小4、小6、中3生
[B]教育意識調査 児童生徒の保護者学力向上のための基本調査2004調査概要 親の参画内容
参画は「計画に加わる」ことを意味する。事業や政策の計画について、実行段階からでなく計画の段階から加わる、という意味合いで用いられる。
引用元:参画(さんかく)の意味や読み方 わかりやすく解説 Weblio辞書教科総合スコア
引用元:ベネッセ (benesse.jp)
学年 下位 中位 上位 小4 47.4 50.2 52.1 小6 45.7 49.5 54.2 中3 46.9 51.2 54.6 教科総合スコア「偏差値」 教科総合スコアとは
家庭の教育力スコアを元に、各保護者を上位・中位・下位の 3 つのグループに分け、各グループに分けられた保護者の子どもたちの「教科総合スコア」を学年ごとに算出
引用元:ベネッセ (benesse.jp)学びの基礎力に対する親の参画影響度
引用元:ベネッセ (benesse.jp)
アイテムレンジ(偏差値) 小4 小6 中3 保護者の参画影響度 61.5 43.8 39.2 学びの基礎力に対する親の参画影響度とは
「教科総合スコア」を基に家庭の教育力が「学びの基礎力」に与える影響度を算出
引用元:ベネッセ (benesse.jp)アイテムレンジとは
各アイテム内の基準化されたカテゴリ数量の「最大値-最小値」をレンジ(範囲)という。レンジの大きいアイテムほど外的基準に与える影響が大きい。
引用元:数量化Ⅱ類 (t-com.ne.jp)結論
引用元:ベネッセ教育総研 家庭の教育力と子どもの総合学力の関係 (benesse.jp)

親が子どものことに関心を持つことが大事ですね。

授業参観も来てくれたら、子どもも嬉しいよ。

子どもが親に期待されていると感じることも重要だね。

息子も小学生までは親が学校に来れば喜んでいたよね。

保護者の影響力をみても、幼少期をどう過ごすかがポイントになるね。
まとめ

調査結果から、親の存在の大きさを改めて感じています。
親が日常の何気ない生活を積み重ねてきた家庭環境が、子どもの成績に影響を与えていることがわかりました。
成績上位の親は子どもに興味を持ち、子育てを楽しみながら日々を充実させている姿がうかがえます。
我が家は美術館に行きませんでした。代わりに息子が関心を示した科学館には毎月足を運び、イベントに参加して楽しんできました。
科学館には専門家の方がいるため、疑問点を質問でき、すぐに解決できるのが魅力です。
ノーベル賞受賞者との実験、化石発掘体験、鉱物加工体験など、日常では味わえない面白い経験をすることが出来ました。
何よりも、美術館よりも費用が抑えられ、気軽にいけるのが魅力です。興味がない場合でも参加することで、新しい発見があるかもしれませんので、オススメします。
そして、子育ては幼少期の過ごし方が重要だと感じています。子どもが小さい頃は、時間が永遠のように感じますが、成長してしまうと本当にあっという間です。
親子で楽しむことで、子供の成績があがり、素晴らしい思い出になりますので、ぜひ楽しい時間をお楽しみ下さい。
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