子どもが読書習慣を身につける方法は?メリットと習慣化のコツを解説!

子どもが読書習慣を身につける方法は?メリット・習慣化のコツを解説!
あや

このような 疑問はありませんか?


子供に読書を習慣を身につけさせたい!

読書のメリットや効果は?

読書習慣を身につけるコツを知りたい!

この記事では、読書の効果とメリットや読書習慣を身につけるポイントをお伝えします。

夫たかし・あや

読書習慣がなったけど、試行錯誤して身につけました。

また、記事後半では、読書習慣を身につけるのはいつがいいのかを解説します。

なつき

ぼくも出てくるよ。ぜひ参考にしてね。

子どもが東大生になるまで・あやのプロフィール
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目次

子どもの読書の効果とメリット8つ

子どもの読書の効果とメリットは

子どもの読書行動の実態調査のデータを参考に作成しています。参照元: benesse.jp

本を読むことの大切さや役立つ点は、誰もが知っていますよね。

あや

読書の効果について、8つのポイントにまとめました。

  • 知識量が豊富になる
  • 長い文章を理解できる
  • 論理的思考力が身につく
  • 集中力が鍛えられる
  • 疑問を解決する力がつく
  • 達成感を味わえる
  • 無理なことにも挑戦できる
  • 将来の目標を持てる

①知識量が豊富になる

子どもにとって読書は、新しい知識を増やし、学びを深める絶好の機会です。

科学や歴史、社会の仕組みなど、日常の生活では得られない多くの知識を自然に身につけることができます。

経験の少ない子どもが読書をすることで、視野が広がり、日常生活にも役立つさまざまな知識を吸収できます。

あや

知識が増える楽しさを感じると、子どもは本がどんどん好きになっていきます。

②長い文章を理解できる

読書を通じて、子どもは長い文章や複雑なストーリーを読み、文章の内容や意味を理解し、長文力を養います。

実際にベネッセの調査では、小学生で読書をしない子どもが25.8%、読書をする子どもが65.5%という結果で差が開いています。

夫たかし

読書が読解力を高め、学校の勉強にも影響を与えているのがわかりますね。

③論理的思考力が身につく

本の内容を理解するために、ストーリーの展開やキャラクターの行動を考えることで、論理的な思考力が養われます。

例えば「論理的に考えること」の調査結果では、小学生で読書をしない子どもが29.4%、読書をする子どもが55.7%となり、読書が得意と感じる子どもほど論理的思考力が高いことが示されています。

④集中力が鍛えられる

読書は集中力を必要とします。定期的に読書をすることで、子どもの集中力が自然に鍛えられます。

好きな本を長時間読み続けることで、集中力の持続性や深い没頭力も期待できます。

あや

子どもって好きな本は夢中で読みますよね。

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⑤疑問を解決する力がつく

本を読むことで、子どもは自然に「なぜ?」という疑問を持ち、解決しようと積極的に調べるようになります。

具体例として「疑問に思ったことを自分で調べる」の調査結果では、小学生で読書をしない子どもが23.1%、読書をする子どもが43.6%となっています。

夫たかし

自分で疑問を調べ「分った!」を実感し、問題を解決する力が読書で育まれます。

⑥達成感を味わえる

一冊の本を読み終えると、子どもにとって大きな達成感となります。

達成感は自信を生み、次のチャレンジへの意欲を高めます。難しい本への挑戦にもつながり、読書の楽しさや充実した気持ちを感じることができます。

あや

読書記録をつけると、どれだけの本を読んだかが分かるため、達成感を得やすくなります。

⑦無理なことにも挑戦できる

本の中で、子どもはさまざまなキャラクターやストーリーを経験し、子どもは知的好奇心が刺激され、自分の限界を超えた挑戦をする勇気が養われます。

具体的に「無理だと思うようなことに挑戦する」の調査では、小学生で読書をしない子どもが21.2%、読書をする子どもが33.5%となり、チャレンジ精神が育まれることがわかります。

⑧将来の目標を持てる

読書を通じて、歴史を変えた偉人やさまざまなストーリーに出会うことで、子どもは夢を実現させるためのビジョンを持ち、自分の将来を意識して行動するようになります。

実際に「自分の進路について深く考える」の調査では、小学生で読書をしない子どもが21.8%、読書をする子どもが37.1%となり、読書が早い段階で将来の目標設定に影響を与えている結果となりました。

夫たかし

高校生になると将来について考える子が増えるので差がなくなりますね。

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子どもに読書習慣を身につけるコツ9つ

さまざまな効果のある読書を身につけるためには、楽しく本を読み、日常生活の一部として習慣化することが大切です。

あや

実際に行っていた具体的な方法を解説します。

  • 読書の時間を決める
  • 好きなジャンルの本を選ぶ
  • 読み聞かせを継続する
  • 図書館に連れて行く
  • 親も読書を楽しむ
  • 季節やイベントに合わせた本を選ぶ
  • 本のイベントに参加する
  • リビングに本棚を置く
  • 本を外出時に持って行く

読書の時間を決める

読書の時間を決める

読書習慣を身につけるには、毎日決まった時間に読書をすることが大切です。

食事や歯磨きと同じように、時間を決めて読む習慣をつけましょう。

継続のポイント

  • 隙間時間があるか考えてみる
  • 10分だけでもはじめる
  • 数ページだけでも読む

だらだらとテレビを見ている時間はありませんか?少し減らせば時間を確保できます。

1日10分でも、30日で300分、1年で3,650分(約60時間)になります。

無理のない小さな目標から始め、まずは20日間の継続を目標にしてください。

新しい習慣は約20日で身につくとされており、研究によって裏付けられています。(参考:21日ルールPsycho-Cybernetics」マクスウェル・マルツ医師著)

あや

20日がクリアできたら、時間を延ばしてみてください。

好きなジャンルの本を選ぶ

好きなジャンルの本を選ぶ

読書を習慣化するためには、本選びが重要です。

まずは好きなジャンルやテーマの本から始めましょう。 興味のない本を選んだり、難しいレベルの本に挑戦すると挫折するので辞めましょう。

夫たかし

無理やり押しつけないことも大切ですよ。

「読書」と聞くと、活字だけの本を選ぶ必要があると考えがちですが、マンガや絵本でも楽しめる本を選んでください。

子どもの好きなジャンルが分らない場合は、いろいろなテーマの本を借りて反応を観察しましょう。

あや

子どもの好きなことを見つけるのは、宝探しと同じです。

すぐに見つからなくても、焦らないで。

読み聞かせを継続する

読み聞かせを継続する

読み聞かせは、子どもは自然に本に触れる機会を増やし、読書習慣を身につける効果があります。

幼児期に読み聞かせをしていた家庭では、小学生になってからも読書時間が増える傾向があります。

例えば、読み聞かせの回数が1回未満の子どもは1日8.8分の読書時間ですが、週4日以上読み聞かせした子どもは、1日18.6分と、倍以上の時間になっています。

幼児期に読み聞かせをしていたのに、小学校に入った途端に辞めてしまうのはもったいないです。

小学生になっても親に読み聞かせをしてもらうのは嬉しいだけでなく、読書習慣の定着にも役立ちます。

あや

根気強く読み聞かせを続けてくださいね。

図書館に連れて行く

図書館に連れて行く

子どもと一緒に図書館に通うことをおすすめします。

図書館は無料で利用でき、あらゆるジャンルの本が揃っています。知らないテーマの本や高価な本、購入を迷っている本を自由に手に取ることができます。

返却期間があるため、計画的に通う日を決めることで読書習慣も身につきます。

夫たかし

子ども自身が自分で本を選ぶようにすると、読書意欲がさらに高まりますよ。

図書館の専用バックを用意する

図書館の専用バックを用意する
拡大する🔎

図書館に通う際、子どもの専用のバック(上の画像 )を使っていました。

貸し出し手続きも子供自身にさせることで、係員とのやり取りがコミュニケーションの練習になります。

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親も読書を楽しむ

親も読書を楽しむ

親が読書を楽しんでいる姿を見せることで、子どもも自然と読書に興味を持つようになります。

子どもは親の行動を真似しますので、「本を読みなさい」と命令するより効果があります。

親子で本の内容を共有し、感想などを話し合うことで読書がさらに楽しいものになります。

あや

子どもが勉強を始めたら、親が読書をする姿勢をみせるのも大事です。

季節やイベントに合わせた本を選ぶ

季節やイベントに合わせた本を選ぶ

四季やイベントに合わせたテーマの本を取り入れることで、読書の楽しさが増します。

例えば、 お正月・節分・ひなまつり・クリスマスなどのイベントに関連した本を読んでください。

お正月にはおせち料理の本を借りて、お餅を作るのもいいですね。また、お正月も地域や国によって違うのが手軽に分かるのが、本の魅力です。

大人にとってはありきたりのことも、子どもにとっては新しい体験ばかりです。本を通じて日常生活を非日常的に変えて楽しんでください。

あや

クリスマスになると必ず借りてくる本がありました。

今でも、クリスマスが来ると「あの本懐かしいな」と話しています。

本のイベントに参加する

本のイベントに参加する
拡大する🔎

家での読書では、マンネリに感じてモチベーションが下がり飽きることもありますね。

図書館・本屋・美術館のイベントへ参加することで、本に関心がある子どもの存在を知る機会になり読書への興味を高め、継続しやすくなります。

親子でリフレッシュでき、読書の楽しさを再発見できるのも魅力です。

夫たかし

上の画像  は、家族で行った「バムとケロの展覧会」です。

絵本の中のキャラクターに会えて、楽しかったですね。

本のイベントを調べよう!

本のイベントを調べよう!
拡大する🔎

イベントの種類

  • 原画展
  • サイン会
  • おはなし会
  • グッズ販売
あや

無料のイベントも多いです。

お気に入りの本のイベントに参加すると本が好きになること間違なし。

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リビングに本棚を置く

リビングに本棚を置く

リビングに本棚を設置するのがオススメです。

リビングは日常生活で長い時間過ごす場所です。目のつきやすいところに本棚を置くことで、子どもが自由に本を読める環境を整えることができます。

少しでも自然と本に手が届く機会を多くするのがポイントです。

本を外出時に持って行く

本を外出時に持って行く

外出するときに本を携帯しましょう。

電車に乗ってボッーとしていたら、もったいないです。

電車やバスの中で本を読む習慣をつけることで、時間を有効に活用する意識が身につきます。

隙間時間を有効に使う習慣は、中学生や高校生になってからも役立ちます。

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読書習慣はいつから身につけるべき?

あや

読書習慣を身につけるタイミングはいつからがいいのでしょうか?

そんな疑問に答える研究結果を見つけたので、紹介します。

調査内容

学校がある日にどのくらい読書をしているかを学年別に調査しました。

  • 対象
    • 小1から高3
  • 調査人数
    • 約2万組の親子
  • 調査期間
    • 2015年から2022年の追跡調査
学年0分5分10分15分30分1時間
以上
平均時間
小125.515.220.215.918.34.914.5
小230.712.216.316.417.86.614.8
小334.78.513.715.519.38.316.1
小443.26.913.212.017.07.715.1
小545.66.28.210.418.810.816.1
小647.74.78.69.716.113.219.2
中149.74.36.59.618.511.417.9
中255.03.98.28.813.410.715.7
中356.53.77.18.015.79.015.1
高164.33.66.96.310.08.912.9
高266.73.66.15.210.18.312.6
高369.83.04.95.210.26.911.6

調査結果

  • 読書時間「0分」は学年が上がると増加する
  • 1時間以上読んでいる層は安定している
  • 学年ごとの平均時間に大差はない

結論

読書時間は学年が上がるごとに二極化し、0分の層の読書ばなれが進みます。

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まとめ

図書館に行こう

読書は、学習面で知識や読解力習得だけでなく、集中力やチャレンジ精神など、子どもが未来を切り拓くために不可欠な力を育む効果があります。

しかし、学年が進むにつれて、子どもたちが読書から離れてしまうのも事実です。

成長してからも読書の楽しさを持続させるためには、幼少期からの親の働きかけが大切です。

読書習慣を身につけるために、図書館に通ったり、毎日読み聞かせを継続するのは大変かもしれませんが、まずは出来そうなことから試してみてください。

きっと、楽しい思い出と共に、読書習慣を身につけることができるでしょう。

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