
このような 疑問はありませんか?
- 私立小学校に通うメリットとデメリットとは?
- 入学後の学校生活での「あるある」って何?

こんな悩みを解決できる記事を書きました!
私立小学校に通わせるか、公立にするか…本当に悩みました。
年収500万円の我が家では、費用や学校の雰囲気に不安を感じる一方で、私立の魅力を感じることもありました。
でも、実際に入学してみると「こういうメリットがあるんだ!」と驚いたこともあれば、「ここは思っていたのと違うな…」と感じることも。
そんな経験をもとに、私立小学校に通う「メリット・デメリット13選」を詳しく紹介します!
この記事では、入学後の”あるある”や、学校選びのポイントも本音でお伝えするので、ぜひ学校選びの参考にしてください。
- 私立小学校に通うメリット・デメリット13選
- 私立小学校入学後のあるある
- 失敗談と学校選びのポイント

私達は高卒で年収500万円台。でも、子どもは東大生に!
このブログでは、我が子が東大に合格するまでのリアルな受験体験や勉強法、受験対策を紹介しています。
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私立小学校に通うメリット【7選】

私立小学校には、一般的な公立学校と比較して多くの魅力があります。
これから紹介する7つのメリットを知っておくと、私立小学校に通うことの良さがよりよく分かるはずです。

それでは、一つ目のメリットから見ていきましょう。
①快適な学習環境
私立小学校の施設は、どれも充実しており、子どもたちが快適に学べる環境が整っています。
- 冷暖房完備で一年中快適
- おしゃれな校舎や建築にこだわった施設
- ウォッシュレットが設置されたトイレ
- 最新のパソコンが導入されたコンピュータルーム
- 開放感のある教室

一部の私立小学校には、水族館やエアコン完備の体育館などもあり、施設の充実ぶりに驚きます!
②安定した環境
- 教師の転勤も少なく、安定して指導が受けられる。
- 入学試験を通過した児童が集まるため、学級崩壊のリスクも低め
- 一貫校の場合は、高校・大学まで進学することも可能。
具体的には、担任の先生が毎年変わらず指導してくれることで、信頼関係が築きやすく、安心して学習に取り組めます。

ただし、内部進学制度は魅力的ですが、成績が悪いと親としては悩みの種になりがちです。
③前向きな生徒が多い
- 教育熱心な家庭が多いため、切磋琢磨できる環境が整っています。
例えば、宿題や課題に対する姿勢が真剣な生徒が多く、周囲の影響を受けて自然と学習意欲が高まることも。

テストの点数が良いと友達に「ガリ勉」とからかわれることもなく、「すごいね~!」と言われて、うれしかったよ。
④将来にビジョンを持ちやすい
小学生の早い段階から「大学進学が当たり前!」という意識を育むことができます。

学校のカリキュラムで進路ガイダンスが行われているので、将来について具体的に考えるきっかけになります。
⑤表彰制度
私立小学校では、個人の検定合格を全校集会で積極的に表彰してもらえることがあり、子どもたちの学習意欲が高める仕組みが整っています。

例えば、なつきも「英検1級に中3で合格」できたのは、この表彰制度のおかげだと思う。
⑥多彩な行事・イベント
学校内外でさまざまなプログラムが実施され、子どもたちが本物に触れる機会が豊富にあります。

学校行事も楽しみのひとつで、毎回ワクワクしてたよ!
⑦充実したカリキュラム
質の高い授業が行われており、特にネイティブ講師による英語授業などが充実しています。

ただし、ネイティブ講師は臨時雇用や短期契約が多く、講師が頻繁に入れ替わる点が気になることもありました。
私立小学校に通うデメリット【6選】

私立小学校は魅力的な点も多いですが、デメリットもあります。

特に気をつけたいポイントを6つ紹介します!
①経済的負担が大きい
- 私立小学校は、年間100万円以上の学費の負担が必要です。

学校外の費用も入れるともっと増えますよ~。
学費の詳細については、私立小学校の親の年収はどのくらい?学費の平均はいくらかも調査! を参考にしてください。
②通学時間が長くなりがち
- 電車通学になるケースが多く、時間がかかるのがネック。
- 往復 2時間/日
- 1週間(5日)で 10時間
- 1年間(200日)で 2,000時間
- 6年間で 合計 12,000時間

なんと!
500日分も通学に費やしている計算に!
特に低学年のうちは、通学だけで疲れてしまうことも。
通学時間が短ければ、その分ほかのことに時間を使えるのになぁ…と感じることもあります。
そんな通学時間の負担に加えて、私立は公立よりも休みが多いのも特徴です。
③休みが多い
- 私立は入試の関係で休校日が多め。
- 春休み・夏休み・冬休みも公立より長い傾向があります。

平日のお休みを利用して、海外旅行に行っている家庭もありました。
④環境に馴染みにくいことも
- 先生の転勤が少ないため、合わない先生だとちょっとツライ…。
- 転校生が少ないので、交友関係がマンネリ化し、社会性が育ちにくい。

良くも悪くも、「人間関係が変わりません!」
⑤地元の友達と遊びにくい
- 私立に通うと、地元の友達と放課後に遊べる機会が少なくなることも。

夏休みのラジオ体操、ひとりだけ私立だったのでちょっと浮いてました…(笑)
⑥親の負担が増える
- 学校行事の準備や付き合いが、思った以上に大変!
- 休校日に、親子でディズニーに行くのが“普通”みたいな雰囲気も…
- 教育熱心なご家庭が多いので、親同士の関係も意外と気を使います。

熱心すぎて、モンスター気味の保護者もいました💦
私立小学校への進学率はどのくらい?

日本では、多くの子どもが公立小学校に通っていますが、私立小学校に進学する割合はどのくらいなのでしょうか?
文部科学省のデータによると、全国の小学校数と在籍児童数は以下の通りです。
全国の小学校数
区分 | 学校数 | 割合 |
---|---|---|
国立 | 74 | 約0.3% |
公立 | 21,713 | 約98.7% |
私立 | 213 | 約1% |
合計 | 22,000 | 100% |
全国の在学児童数
区分 | 在学者数 | 割合 |
---|---|---|
国立 | 45,016 | 約0.6% |
公立 | 6,869,318 | 約98.3% |
私立 | 79,042 | 約1.1% |
合計 | 6,993,376 | 100% |
このデータからもわかるように、私立小学校に進学するのは全体の約1%ほど。
ほとんどの子どもが公立小学校に通っており、私立小学校を選ぶ家庭は少数派といえます。
「少数派だからこそ得られるメリット」もあれば、「少数派ゆえのデメリット」もあります。
私立小学校入学後のあるある

私立小学校に入学した後に、意外とよくあることとして、以下のようなケースがあります。
- 親の転勤で、転校
- 親の離婚で、転校
- 子供が学校に馴染めず、転校
- 子供が勉強についていけず、転校
- 途中で中学受験にシフトした結果、転校
- 入学後に家から学校が遠いため、学校近くに引っ越し
- 入学後に家から学校が遠いから、転校

小学校受験に合格しても、親の事情や子供の状況により、思いもよらず転校するケースが一定数ありました。

理由が分からないけど、突然来なくなった子もいたよ!
小学校受験:私の失敗談

小学校受験を決めた当初、進学後のメリットばかりに注目し視野が狭くなっていました。
その結果、後にデメリットが理由で、中学で学校を辞める決断をし、高校受験をしました。
今振り返ると、進学のメリットだけでなく、デメリットをしっかり考慮すべきだったと反省しています。

受験準備を始めると、どうしてもお金や時間をかける分、「どの学校でもいいから合格したい」という気持ちが強くなりがちです。
しかし、進学先を決める際には、単に「受かること」だけでなく、その後の進学生活や転校の難しさ、予期せぬ事態への対処方法についても十分に考える必要があることを痛感しました。
まとめ:小学校受験を選択するポイント

小学校受験を考える際に重視すべき3つのポイント
- 小学校受験の目的を明確にすること
- 学校選びの理由とその後の進学計画を検討すること
- 予期せぬ事態への対策をしっかり立てること
進学を決断する際には、上記3点のポイントをじっくりと考えてください。
特に予期せぬ事態に、どのように対処出来るかを再度検討することが大事です。

小学校受験で進学を決定する際は、限られた学校から選ぶだけでなく、他の選択肢も検討することが大切です。
なぜなら、一度入学した後に転校するのは難しく、6年間から16年間の長い期間を同じ学校で過ごさなければならないからです。
たとえ小学校で入学したとしても、成績が振わない場合は進級できない場合もあるため、一貫校でも受験問題が終わらないのを実感しました。
進学のミスマッチを減らすためにも、小学校受験を選択する理由を明確にするのが重要であるとお伝えします。
「小学校受験の記事を時系列に以下で整理しています。ぜひ参考にしてください。