早稲田大学理工学部の合格者最低点と倍率は?補欠合格者数も解説!

早稲田大学理工学部の合格者最低点と倍率!補欠合格者数も解説!

このような 疑問はありませんか?

  • 早稲田大学理工学部の合格最低点は?
  • 倍率はどのくらい?
  • 補欠合格者はどれくらい繰り上がるの?
あや

この記事では、これらの疑問を解決します!

早稲田大学理工学部(基幹理工学部・創造理工学部・先進理工学部)の一般入試のデータから、「合格最低点・入試倍率・補欠合格」について詳しく解説します。

この記事で分かること
  • 早稲田大学理工学部の合格最低点と得点率
  • 学部ごとの入試倍率(平均)
  • 正規合格と補欠合格の推移
気になる補欠合格の繰り上げは?

補欠合格の繰り上げは発生することもありますが、可能性は低めです。

なつき東大生

その理由についても詳しく解説していきます。

記事内では「合格最低点・倍率・補欠合格者数」をグラフ付きで分かりやすく紹介しています。早稲田大学の理工学部を受験予定の方には必見の情報なので、ぜひ参考にしてください!

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あや(この記事を書いた人)

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監修者:なつき(東大生)
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目次

早稲田大学理工学部の合格最低点と得点率

早稲田大学理工学部の合格最低点と得点率

2019年~2024年度の早稲田大学の入試結果を基に、早稲田大学理工学部の合格最低点と得点率をまとめました。

早稲田大学の理工学部には、以下の3つの学部があります。

  1. 基幹理工学部
  2. 創造理工学部
  3. 先進理工学部

各学部の学科ごとに、年度ごとの合格最低点と得点率を掲載します。

※合格最低点には補欠合格者の得点も含まれます。
※得点調整については、上記出典に実施した旨の記載はありません。

①基幹理工学部の合格最低点・得点率

基幹理工学部は、以下の3つの学系に分かれています。

  • 学系Ⅰ
  • 学系Ⅱ
  • 学系Ⅲ

以下の表は、合格最低点と得点率の推移を示しています。

年度別の合格最低点・得点率

年度学系I学系Ⅱ学系Ⅲ
2024196
54.4
205
56.9
208
57.8
2023190
52.8
206
57.2
199
55.3
2022178
49.4
181
50.3
176
48.9
2021198
55.0
219
60.8
213
59.2
2020207
57.5
221
61.4
210
58.3
2019209
58.1
215
59.7
223
61.9
平均点
得点率
196.3
54.5
207.8
57.7
204.8
56.9

以下のグラフは、各学部の年度別の合格最低点から算出した得点率の平均を示しています。

得点率(平均)

なつき東大生

基幹理工学部では、学系Ⅱ・学系Ⅲの合格最低点が学系Ⅰよりも少しだけ高めの傾向があります。

②創造理工学部の合格最低点・得点率

創造理工学部には、以下の5つの学科があります。

  • 建築学科
  • 総合機械工学科
  • 経営システム工学科
  • 社会環境工学科
  • 環境資源工学科

以下の表は、合格最低点と得点率の推移を示しています。

年度別の合格最低点・得点率

年度
建築

総合
機械工

経営
システム工

社会
環境工

環境
資源工
2024199
49.8
187
51.9
194
53.9
194
53.9
182
50.6
2023196
49.0
179
49.7
191
53.1
184
51.1
180
50.0
2022185
46.3
161
44.7
178
49.4
163
45.3
163
45.3
2021218
54.5
192
53.3
206
57.2
202
56.1
202
56.1
2020215
53.8
197
54.7
211
58.6
202
56.1
197
54.7
2019222
55.5
212
58.9
203
56.4
222
61.7
195
54.2
平均点
得点率
205.8
51.5
188.0
52.2
197.1
54.8
194.5
54.0
186.5
51.8

以下のグラフは、各学科の年度別の合格最低点から算出した得点率の平均を示しています。

得点率(平均)

なつき東大生

創造理工学部は、全体的に同じくらいですが、建築学科はやや低めの傾向がありますね。

③先進理工学部の合格最低点・得点率

先進理工学部には、以下の6つの学科があります。

  • 物理学科
  • 応用物理学科
  • 化学・生命化学科
  • 応用化学科
  • 生命医科学科
  • 電気・情報生命工学科

以下の表は、合格最低点と得点率の推移を示しています。

年度別の合格最低点・得点率

年度
物理

応用
物理

化学
生命
化学

応用
化学

生命
医科

電気
情報
生命
2024214
59.4
194
53.9
196
54.4
197
54.7
201
55.8
178
49.4
2023205
56.9
188
52.2
194
53.9
195
54.2
196
54.4
188
52.2
2022196
54.4
176
48.9
175
48.6
180
50.0
186
51.7
172
47.8
2021229
63.6
210
58.3
206
57.2
209
58.1
219
60.8
198
55.0
2020230
63.9
210
58.3
207
57.5
202
56.1
219
60.8
196
54.4
2019235
65.3
223
61.9
205
56.9
209
58.1
211
58.6
209
58.1
平均点
得点率
218.1
60.6
200.1
55.6
197.1
54.8
198.6
55.2
205.3
57.0
190.1
52.8

以下のグラフは、各学科の年度別の合格最低点から算出した得点率の平均を示しています。

得点率(平均)

なつき東大生

物理学科の合格最低点が最も高い傾向にあります。
他の学科の得点率は概ね50~55%程度で、大きな差はありません。

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早稲田大学理工学部の入試倍率

早稲田大学理工学部の入試倍率

2019年~2024年度の早稲田大学の入試結果を基に、早稲田大学理工学部の入試倍率をまとめました。

早稲田大学の理工学部には、以下の3つの学部があります。

  1. 基幹理工学部
  2. 創造理工学部
  3. 先進理工学部
なつき東大生

このセクションでは、各学部・学科の平均倍率を掲載します。

※実質倍率=受験者数÷合格者数合計

①基幹理工学部の倍率

基幹理工学部は、以下の3つの学系に分かれています。

  • 学系Ⅰ
  • 学系Ⅱ
  • 学系Ⅲ

以下の表・グラフは、各学系の平均倍率を示しています。

倍率(平均)

番号学系募集人員倍率
(平均)
学系Ⅰ452.8
学系Ⅱ2104.1
学系Ⅲ655.3
合計平均3204.1

基幹理工学部では、学系Ⅲの倍率が最も高い傾向があります。特に学系Ⅱ・学系Ⅲの受験者数が多く、競争が激しいことが分かります。

②創造理工学部の倍率

創造理工学部には、以下の5つの学科があります。

  • 建築学科
  • 総合機械工学科
  • 経営システム工学科
  • 社会環境工学科
  • 環境資源工学科

以下の表・グラフは、各学科の平均倍率を示しています。

倍率(平均)

番号学科募集人員倍率
(平均)
建築学科804.3
総合機械工学科803.7
経営システム工学科704.1
社会環境工学科503.6
環境資源工学科353.6
合計平均3153.9

創造理工学部では、建築学科の倍率が最も高い傾向があります。建築学科は毎年人気が高く、多くの受験者が集まる学科の一つです。

③先進理工学部の倍率

先進理工学部には、以下の6つの学科があります。

  • 物理学科
  • 応用物理学科
  • 化学・生命化学科
  • 応用化学科
  • 生命医科学科
  • 電気・情報生命工学科

以下の表・グラフは、各学科の平均倍率を示しています。

倍率(平均)

番号学科募集人員倍率
(平均)
物理学科304.3
応用物理学科553.4
化学・生命化学科353.3
応用化学科753.5
生命医科学科304.4
6電気・情報生命工学科753.6
合計平均3003.8

先進理工学部では、生命医科学科と物理学科の倍率が高めの傾向があります。どちらも専門性が高く、人気のある学科です。

📢 受験者数の多さが特徴的

なつき大学生

早稲田大学の理工学部の受験者数は、非常に多いですね。

試験当日、駅から学校まで混雑していたし、塾や予備校のスタッフがチラシを配る様子も見られ、お祭りのようでした。

会場へ向かうルートは事前に確認しておくと安心ですよ。

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早稲田大学理工学部の正規合格と補欠合格の推移

早稲田大学理工学部入試倍率・補欠合格数の推移

早稲田大学理工学部では、学科ごとに正規合格者と補欠合格者の数が異なり、年度によっても変動があります。

以下では、各学科における正規合格者・補欠合格者の推移を紹介します。

①基幹理工学部の正規合格・補欠合格の推移

基幹理工学部では、学系Ⅰ、学系Ⅱ、学系Ⅲの3つの学系が設置されています。

各学系の年度ごとの受験者数、正規合格者数、補欠合格者数、倍率を以下にまとめました。

学系Ⅰ

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024524
581
1894902.8
2023463
509
1775502.6
2022559
615
14247383.1
2021403
444
15033182.4
2020482
522
1673402.9
2019451
492
1532802.9
平均480.3
527.1
163.041.09.32.8

学系Ⅰでは、年度による倍率の変動が見られるものの、おおむね2.8倍前後の倍率で推移しています。

学系Ⅱ

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
20242,534
2,822
70319103.6
20232,796
3,048
64022404.4
20222,675
2,962
673180543.7
20212,689
2,937
576130594.2
20203,172
3,465
63512905.0
20192,843
3,119
73013803.9
平均2,784.3
3,058.8
659.5165.318.84.1

学系Ⅱは、学系Ⅰよりも倍率が高く、4倍前後で推移しています。

学系Ⅲ

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
20241,032
1,128
2055905.0
2023993
1,079
1945905.1
2022886
967
16547204.8
2021823
908
1693104.9
2020660
746
1352304.9
2019915
1,001
1282007.1
平均884.8
971.5
166.039.83.35.3

学系Ⅲでは、近年倍率が5倍前後となっており、比較的高い競争率となっています。

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②創造理工学部の正規合格・補欠合格の推移

創造理工学部には、建築学科、総合機械工学科、経営システム工学科、社会環境工学科、環境資源工学科の5つの学科があります。

各学科の年度ごとの受験者数、正規合格者数、補欠合格者数、倍率を以下にまとめました。

建築学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024675
763
1765403.8
2023697
768
1695604.1
2022684
759
15151144.1
2021634
686
1414804.5
2020711
777
1644104.3
2019830
908
1664305.0
平均705.1
776.8
161.148.82.34.3

建築学科は倍率が安定しており、3.8〜4.3倍程度で推移しています。

総合機械工学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024931
1,029
2176454.2
2023909
988
2677203.4
2022875
968
24080213.4
2021806
874
21566453.1
2020800
865
2405703.3
20191,101
1,185
2224305.0
平均903.6
984.8
233.563.611.83.7

総合機械工学科では、倍率が3.7倍前後と比較的高めで推移しています。

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経営システム工学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024594
660
1483804.0
2023584
629
1544803.8
2022623
682
1585303.9
2021662
721
14639134.2
2020784
878
1493105.3
2019635
689
16366113.6
平均647.0
709.8
15345.84.04.1

経営システム工学科では、倍率はおおむね4.0倍前後で推移しています。

社会環境工学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024412
452
1133003.6
2023452
507
1293803.5
2022416
464
1334003.1
2021374
394
1063103.5
2020361
399
1052503.4
2019451
487
1064304.3
平均411.0
450.5
115.334.503.6

社会環境工学科では、倍率は3.5〜3.6倍程度で安定しています。

環境資源工学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024338
370
941703.6
2023259
280
902702.9
2022222
239
621903.6
2021260
273
672023.8
2020404
439
862104.7
2019418
466
10232113.7
平均316.8
344.5
83.522.62.13.7

環境資源工学科では、倍率は3.7倍前後で推移しています。

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③先進理工学部の正規合格・補欠合格の推移

先進理工学部には、物理学科、応用物理学科、化学・生命化学科、応用化学科、生命医科学科、電気・情報生命工学科の6つの学科があります。

各学科の年度ごとの受験者数、正規合格者数、補欠合格者数、倍率を以下にまとめました。

物理学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024735
798
1954203.8
2023668
738
1452804.6
2022643
697
1624404.0
2021661
713
1394004.8
2020726
774
1725104.2
2019686
754
1565304.0
平均686.5
745.6
161.543.004.3

物理学科では、倍率は4.0〜4.8倍程度で推移しており、比較的高い競争率となっています。

応用物理学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024422
457
1345203.1
2023517
565
11939123.9
2022432
471
1434003.0
2021370
402
1252803.0
2020472
511
1403203.4
2019585
640
1523903.8
平均466.3
507.6
135.538.32.03.4

応用物理学科では、倍率が3.0〜3.4倍程度で推移しています。

化学・生命化学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024355
391
1032603.4
2023345
379
1192902.9
2022388
437
1203303.2
2021359
392
1163203.1
2020412
465
1082703.8
2019409
448
1183803.5
平均378.0
418.6
114.030.803.3

化学・生命化学科では、倍率は3.3倍程度で推移しています。

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応用化学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
20241,097
1,196
3038603.6
2023962
1,060
32510303.0
20221,059
1,173
2599104.1
20211,029
1,123
3089103.3
20201,083
1,212
33710103.2
20191,154
1,272
31710203.6
平均1,064
1,172
308.195.603.5

応用化学科は、倍率が3.5〜3.6倍程度で推移しています。

生命医科学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024724
827
14855154.4
2023637
736
1705703.7
2022589
695
1463504.0
2021716
829
13258244.6
2020901
1,051
1535505.9
2019705
837
1794403.9
平均712
829.1
154.650.66.54.4

生命医科学科では、倍率が4.4倍前後で推移しており、高めの競争率となっています。

電気・情報生命工学科

年度受験者
志願者
正規
合格
補欠補欠
合格
倍率
2024465
517
13374442.6
2023509
557
1474303.5
2022543
594
1384703.9
2021524
573
1543973.3
2020513
574
1564103.3
2019709
819
1444304.9
平均543.8
605.6
145.347.88.53.6

電気・情報生命工学科では、倍率が3.6倍程度で推移しています。

早稲田大学の入試情報を詳しく⇒早稲田大学の偏差値・入試情報を調べる

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まとめ|早稲田大学理工学部の補欠合格はあるのか?

まとめ

早稲田大学の理工系3学部(基幹理工・創造理工・先進理工)では、補欠合格制度を設けています。

しかし、実際に繰上がり合格となるケースは極めて少ないのが現状です。

ただし、例外的に繰上がり合格者が多く出た年度もあります。特に注目すべき例として、2021年度入試では、通常よりも補欠合格者が多く発生しました。

主な要因として、以下の3つが考えられます。

  1. コロナ禍の影響
    → 地方出身者が都心の大学への進学を敬遠し、受験者数が減少した
  2. 2020年度のセンター試験最終年の影響
    → 2020年度はセンター試験から共通テストへの移行年度だったため、受験生の安全志向が強まり、浪人生が減少した
  3. 私立大学の受験者減少
    → コロナの影響で共通テスト利用入試の志願者が増え、私立専願の受験者が減少した

このように、特定の年度には繰上がり合格がありますが、早稲田大学理工学部においては、繰上がり合格は極めて稀なケースと考えられます。

そのため、受験を考える皆さんには、ぜひ正規合格を目指してしっかりと準備を進めてほしいと思います。

早稲田大学理工学部の倍率まとめ

早稲田大学理工学部は毎年倍率が高く、難関校です。学部ごとの倍率は以下の通りです。

  • 基幹理工学部:平均倍率 3.9〜5.3倍
  • 創造理工学部:学科によるが 3.5〜6.0倍 程度
  • 先進理工学部概ね3.8〜5.5倍

少しでも合格の可能性を高めるために、出願する学部・学科の傾向を分析し、適切な戦略を立てることが重要です。試験対策をしっかりして、確実に合格を勝ち取ってください。

早稲田大学理工学部の出願から合格発表までスケージュールをまとめています。参考にしてください。

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