
このような 疑問はありませんか?
- 小学校受験って意味があるの?
- うちの家庭で受験なんて必要なのか、迷っている…
- メリットとデメリットを知りたい!

こんな悩みを解決できる記事をお届けします!
私たち夫婦は共に高卒で、小学校受験なんてまったく想像もしていませんでしたが、息子のために決意し、小学校受験をスタートしました。
この記事では、私たちの体験を元に、小学校受験をする メリット3選、デメリット5選 をお伝えします。さらに、小学校受験で求められる知識や、受験後の生活に与えた影響についてもお話しします。
「小学校受験って無駄なの?」と思っている方も、受験の実態を知るきっかけになるかもしれません。ぜひ参考にしてみてください。

私達は高卒で年収500万円台。でも、子どもは東大生に!
このブログでは、我が子が東大に合格するまでのリアルな受験体験や勉強法、受験対策を紹介しています。
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小学校受験をするメリット【3選】

小学校受験を始めたことで、普段は意識しなかった子供の新たな一面を知ることができました。私たちが感じたメリットを、具体的にお話します。
①子供の進路を考える機会になる
受験勉強を進めていくと、子供の得意なことや興味を持っている分野が自然に見えてきます。
例えば、計算が得意だったり、逆に運動がちょっと苦手だったり…。親として意外な一面に気づくことも多かったです。
このような気づきがきっかけとなり、「得意な分野を伸ばせば、こんな職業もあるかもしれないね」と夫婦で子供の将来について話し合う時間が増えました。
受験を通じて、子供の未来を真剣に考える良い機会となったと感じています。
②基礎学力がついた
受験勉強を始めることで、子供にはしっかりとした学習習慣が身につきます。
うちの子は、幼稚園の時点でこんなこともできていました。

時計を読めるから、幼稚園では時計係としてみんなに時間を教えていたよ。
小学校受験の勉強を通じて、幼稚園生でも身につけるべき知識を学ぶことができ、基礎学力が養われました。
その結果、小学校に入ってからも自信を持って勉強に取り組み、良いスタートダッシュを切ることができたと感じています。
③家族の協力が促進される
受験には面接や試験準備など、家族全員で協力し合うことが大切です。
例えば、運動系の練習は夫に手伝ってもらったり、塾で遅くなると夫がご飯を作ってくれたりと、勉強だけでなく、生活面でも役割分担をしながらサポートしました。
このように、家族全体で協力し合いながら進めることで、協力の大切さを再確認し、家族の絆が一層深まったと実感しています。
小学校受験をするデメリット【5選】

小学校受験は子供や家族にとって貴重な経験となる一方で、いくつかのデメリットも伴います。受験準備やその過程で実際に感じた点を、以下に紹介します。
①経済的負担が増える
受験準備を進めるうちに、予想以上に出費がかさみました。
実際、受験対策にかかった費用は約140万円に達し、最終的な費用は当初想定していたよりもかなり多くなり、経済的な負担が大きく感じました。
金銭的に余裕のない家庭にとっては、この負担はかなり厳しいものです。

年収500万円で受験したけど、本当に無謀でした。
②地域とのつながりが希薄になる
受験勉強に多くの時間を割くことで、子供が地域の友達と遊ぶ時間が減り、交流も少なりました。
受験に失敗して地元の学校に進学することになった場合、地域とのつながりが希薄になることに対して、不安を感じました。

受験をして感じる孤立感や不安は、親子にとって大きな悩みの種となりがちです。
③子供の負担が増える
受験勉強では、塾の宿題だけでも毎日1~2時間が必要とします。
登園前や登園後、さらには土日も受験対策に時間を割きました。
子供が強制的に勉強をさせられるていると感じると、勉強への興味が失われ、嫌いになってしまう可能性もあります。

塾通いがストレスになり、精神的に負担を感じることも
④親の負担が増える
受験準備はやるべきことが山のように多く、親も日々の生活に余裕がなくなります。
塾に行くメリットもありますが、他の優秀な子供たちと比較してしまい、親自身がプレッシャーを感じ精神的な負担を感じることもしばしば。

私自身も、息子の成績が悪いので、ついイライラしてしまい、
精神的に疲れた時期もありました。
⑤過度な期待や失敗への恐れ
受験に向けて多くの時間とお金をかけても、最終的に合格するかどうかは分かりません。
もし受験が失敗に終わった場合、親子共に失敗や挫折を経験し、精神的な負担が大きくなる可能性もあります。

受験に臨む際は、合格を前提にせず、不合格も想定して備えておくことが重要だと感じています。
小学校受験で問われる知識

小学校受験では、様々なジャンルの知識が常識問題として出題されます。

どれも大切な知識なので、普段の生活や遊びから、子供に自然に教えてあげると効果的です。
- 言葉の知識
- 基本的な算数の四則演算
- 季節、植物や動物の知識
- 基本的な運動技能
- 季節ごとの行事
- 有名な昔話や日本の伝統文化の知識
例)年末年始の風習

年末年始は、冬に多くの行事があります。
年越し蕎麦やお雑煮、除夜の鐘、おせち料理などを親子で一緒に体験することが、知識を深めるための良い方法です。
年末年始に関連する行事や物 | |
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年末 | お正月 |
年越し蕎麦 | お雑煮・お餅 |
除夜の鐘 | おせち料理 |
大掃除 | すごろく |
帰省 | 羽根つき |
スキー | コマ回し |
大晦日 | お年玉 |
クリスマス | 年賀状・門松・鏡餅 |
お正月の準備 | 初参り |
これらの行事や物の名前を、子供が理解し、説明できるかどうかが問われます。
疑問点:幼稚園生が理解できるか?
大人は本を読んだり、実体験がなくても知識を補ったりすることができますが、子供にとっては、未経験のことを理解するのは難しいです。
小学校受験では、家庭ごとの経験や生活習慣が問われることが多いです。つまり、「親子の受験」と言っても過言ではありません。

実際に親が子供と一緒に行事を体験し、学ぶことが大切です。
実際に使っていたおすすめ図鑑!
小学校受験の準備として、我が家では「本格的『きせつ体験』図鑑」を活用していました!これが本当に役立ったので、ぜひ紹介します。
おすすめの商品です!
- わかりやすいイラストと写真
- 季節の行事や自然、ことばなどが、子どもにも理解しやすい形で解説されています。
- 体験につなげるアイデアが豊富
- 「これ、やってみたい!」と実際に親子で試せるアドバイスも充実しています。
- 好奇心をくすぐるクイズつき
- クイズ形式で知識を楽しく学べるので、遊び感覚で自然と記憶に残ります。
塾の問題で出題された「知らないこと」があったとき、この図鑑を使って説明するして、体験できない部分を補いました。

年末年始の行事に登場する「門松」について、この図鑑を一緒に見ながら話すと、子どもも興味を持って理解してくれました。
その他の小学校受験で問われる知識は、以下の記事を参考にしてください。
関連記事>>小学校受験塾なしで合格できる?いつから通うのがBESTか解説!
まとめ|小学校受験を経験して感じたこと

小学校受験をしていなければ、のんびりとした幼稚園生活を送っていたかもしれません。
しかし、受験を決意し塾に通い始めたことで、私たちの生活は一変しました。
小学校受験では、幅広い知識や一般常識が求められます。こうした習慣が日常的に根付いている家庭にとっては自然なことかもしれませんが、慣れるまで苦労の連続でした。
当初は「塾に通えばなんとかなる」と思っていましたが、実際には家庭での対策が不可欠で、やるべきことが山積みでした。
例えば、受験前のお正月は筑前煮を作る程度で済ませていましたが、餅つき器を購入し、自家製のお餅やおせち料理を作り、その意味を子どもに教えながら行事を行いました。
春は潮干狩り、夏は海水浴、秋は芋掘り、冬は雪遊びなど、四季を通じた様々な体験を積極的に取り入れるようにもしました。
こうした体験を通じて、受験準備に留まらず、日常生活そのものをより意識的に充実させることができたと実感しています。
受験が終わった後も、学んだことを日常に取り入れ続けたことで、家族の生活の質が大きくあがりました。
現在、子どもは大学生になりましたが、改めて感じるのは、小学校受験をしなくても、受験で求められる知識や活動を家庭に取り入れることで、子どもの成長に多くの良い影響を与えられるということです。
そのため、小学校受験を通じて得られる経験は、多くの価値があると自信を持ってお伝えします。
「小学校受験の記事を時系列に以下で整理しています。ぜひ参考にしてください。