
- 東進はやめとけって見るけど、大丈夫?
- 東進生はどんな生徒が通っている?
- 実際の在籍高校のレベルはどのくらい?
なつき東大生東進で検索すると、「失敗した」といった声を目にして、不安になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、東進が「やめとけ」と言われるのには一理あります。
ただし、その理由は「生徒のレベルが高すぎるから」ではありません。
実際に東進(ナガセ)が公表している在籍高校データを見ると、最上位校だけでなく、中上位〜中位レベルの高校からも多くの生徒が通っています。
では、なぜ東進は「やめとけ」と言われるのでしょうか。
本記事では、まずその理由を客観的に整理したうえで、公式に公表されている在籍高校データをもとに、東進生の生徒層を確認していきます。
- 東進がやめとけと言われる本当の理由
- 実際に通っている生徒の高校レベル・生徒層
- 東進が合う人・合わない人の特徴



「東進が自分に合うかどうか」を判断する材料として、
ぜひ最後まで読んでみてください。


私達は高卒で年収500万円台。でも、子どもは東大生に!
このブログでは、我が子が東大に合格するまでのリアルな受験体験や勉強法、受験対策を紹介しています。
プロフィールはこちら


なぜ「東進はやめとけ」と言われるのか?【レベル以外の3つの理由】


東進に否定的な声が出やすい理由は、学力レベルそのものではありません。
背景にあるのは、料金体系・サポート体制・学習スタイルなど、東進独自の仕組みが合わないと感じる人が一定数いることです。



ここでは、「なぜ東進はやめとけと言われやすいのか」を実際によく挙げられるポイントを3つに分けて解説していきます。
講座数が増え、総額が高くなりやすい


東進が「やめとけ」と言われやすい理由の一つが、費用が結果的に高額になりやすい点です。
東進の料金は、以下のような複数要素の合計で構成されています。
- 通期講座(1講座・90分×20回)
- 通年講習講座(3〜5回)
- 模試費用
- 担任指導費・システム利用料
特に高3になると、志望校別対策・共通テスト対策・過去問演習講座などが追加され、受講講座数が増えやすい構造になっています。
模試後の面談では、「この講座も必要」「この対策もやっておいた方がいい」といった提案を受け、断りきれずに受講を重ねた結果、当初の想定よりも大きな金額になるケースは少なくありません。
東進をうまく使うには、次のような力が求められます。
- 本当に必要な講座を見極める力
- 不要だと感じた提案は断れる判断力



これらが身についていない場合、想定よりも費用が膨らみやすく、「東進はやめとけ」という評価につながりやすくなります。
チューター(担任助手)の質に差がある
東進のサポート体制は、校舎や担当者による差が出やすいのも事実です。
東進では、次の2層構造で生徒をサポートしています。
- 担任(社員)
- 担任助手(現役大学生アルバイト)
担任助手は年齢が近く相談しやすい一方で、経験・指導力・志望校理解の深さには個人差があります。
熱心で的確なアドバイスをくれる担任助手に当たるケースもあれば、志望校レベルと合わない人が担当になり、表面的な話だけで終わってしまうケースもあり、いわゆる「校舎ガチャ」と言われる要因になっています。
また、担任助手は講座提案などの役割も担うため、担当によっては営業色が強く感じられることもあります。



サポートの質を重視する人ほど、校舎の雰囲気や担当者との相性が重要になり、合わないと不満につながりやすいポイントです。
自己管理ができないと成果が出にくい
東進の学習スタイルは、自主性が前提です。
映像授業には、好きな時間に受けられ、何度でも繰り返し視聴できるといったメリットがある一方で、学習の強制力は弱いという側面もあります。
東進では、次の学習の流れを、自分で組み立てて実行する必要があります。
- いつ・どの授業を受けるか
- 受講後に復習や演習をどう進めるか
このサイクルを回せないと、「授業は受けているのに成績が上がらない」「ただ通っているだけ」という状態になりがちです。
その結果、「自分には合わなかった」「東進は意味がない」と感じ、「東進はやめとけ」という評価につながるケースも少なくありません。
このように、「東進はやめとけ」と言われる理由は、仕組みや学習スタイルとの相性にあります。
東進は、料金・サポート・自己管理の面で合わないと感じる人が一定数いるため、否定的な評価が目立ちやすいのが実情です。
💡 東進の料金は、受講する講座数や学年によって大きく変わります。
「実際にどれくらいかかるのか?」を詳しく知りたい方は、こちらで解説しています。
東進はエリート塾?在籍高校データから実態を検証


東進には「進学校の生徒しかいない」「レベルが高い人向けの塾」というイメージを持つ人も多いかもしれません。
しかし、東進(ナガセ)が公表している決算の資料を確認すると、実際には全国のさまざまな高校から生徒が在籍していることが分かります。



ここでは、全国の高校数と東進の在籍高校データをもとに、「東進は本当にエリート層だけの予備校なのか」を客観的に検証します。
全国の高校数
まず前提として、日本全国にどれくらいの高校があるのかを確認しておきましょう。
表①:全国の高校数(文部科学省)
| 区分 | 高校数 |
|---|---|
| 国立 | 15校 |
| 公立 | 3,615校 |
| 私立 | 1,501校 |
| 合計 | 5,131校 |
日本全国には、国立・公立・私立をあわせて、およそ5,130校の高校があります。



大学受験を目指す高校生の母集団は、一部の進学校だけに限られているわけではありません。
在籍高校データで見る東進生のレベル分布
次に、東進生が実際にどのレベルの高校から在籍しているのかを、東進の公式データで確認します。
表②:東進生の在籍高校レベル分布
| 高校レベル | 在籍高校数 |
|---|---|
| 最上位校 | 51校 |
| 上位校 | 215校 |
| 中上位校 | 757校 |
| 中位校 | 941校 |
| その他 | 3,068校 |
| 合計 | 約5,000校 |
このデータから分かるのは、東進に在籍している高校数が全国の高校数とほぼ同規模であるという点です。
東進の在籍は、最上位校・上位校といった進学校の生徒も一定数いる一方で、在籍の中心は中上位校〜中位、さらに「その他」に分類される学校になります。
特に「その他」に分類される高校が3,000校以上を占めている点から、東進が一部のエリート層のみを対象とした予備校ではないことが読み取れます。
大学受験コースの生徒層は「中上位」がボリュームゾーン


東進の大学受験コースに在籍する生徒層を学力帯別に見ると、次のような構成になっています。
| 高校レベル | 対象高校数 | 構成比 |
|---|---|---|
| 最上位・上位 | 266校 | 39.6% |
| 中上位 | 753校 | 43.1% |
| 中位以下 | 3,850校 | 17.3% |
| 合計 | 4,869校 | 100% |
東進の決算資料を見ると、東進の大学受験コースでは、最上位・上位校と中上位校をあわせて約8割を占めており、「中上位層」がボリュームゾーンになっていることが分かります。
一方で、中位以下の高校からの在籍も一定数存在しており、学力帯に幅がある点も特徴です。
上位進学校の東進利用率は高いが、専用塾ではない
東進が「難関大向け」「エリート塾」と見られやすい理由の一つが、上位進学校での利用率の高さです。
実際に、東大合格者数上位19校では、各校の生徒の約24.5%が東進に在籍していたというデータも公表されています(2022年 ナガセ決算資料)。
この数字だけを見ると、「やはり進学校専用なのでは?」と感じるかもしれません。
しかしこれまで見てきたとおり、東進全体で見ると在籍高校は約5,000校に及び、特定の進学校だけで構成されているわけではありません。
東進は、次のような特徴を持っています。
- 上位進学校の生徒にも多く利用されている
- 幅広い高校の生徒も在籍している



東進は、難関大志望者にも選ばれやすい一方で、全国の中上位層を中心に幅広い高校生が利用している予備校です。
なぜ東進は「難関大向け」の印象が強いのか?


東進は、実際には幅広い学力帯の生徒が在籍しているにもかかわらず、「難関大学向け」「エリート層が多い予備校」というポジションを確立しています。
その背景には、東進独自のブランド戦略とサービス設計があります。



ここでは、東進が難関大向けに見られやすい主な3つの要因を解説します。
東大合格を前面に出したブランド戦略
東進が難関大向けに見える最大の理由は、東大合格実績を強く打ち出すブランド戦略にあります。
東進は、広告・公式サイト・パンフレットなどで「東大合格者数」「東大現役合格者数」を前面に押し出しています。
こうした情報に繰り返し触れることで、次のようなイメージが自然に形成されます。
- 東進=東大に強い
- 東大を目指すなら東進
その結果、東大や難関大学を志望する受験生が集まりやすくなり、合格実績がさらに強化されるという循環が生まれます。
東大合格の実績→東大に強いイメージ→優秀層が集まる流れが、東進を「難関大向けの予備校」と強く印象づけています。
東大特進コースの存在
東進には、東大合格に特化した「東大特進コース」が設けられています。
東大特進コースでは、東大二次試験に特化したカリキュラムに加え、通常の映像授業とは異なるライブ授業形式が採用されています。
東進では、東大志望者に特化した専用コースが用意されていることから、次のようなイメージが持たれやすくなっています。
- 東進=東大志望者が集まる場所
- レベルの高い生徒向けの塾



東大特進コースの存在が、東進を「エリート層向けの予備校」と認識させる要因の一つになっています。
難関大向け講座が充実している


東進では、有名講師による難関大学向け講座が数多く用意されています。
東進は、映像授業のサービスにより、都市部でしか受けられなかった高度な授業を全国どこからでも受講できます。
その結果、次のような環境が生まれています。
- 地方在住でも難関大対策が可能
- 高度な内容の講座が目につきやすい
- 結果として学力の高い層が集まりやすい
こうした要素が重なり、東進は「難関大学志望者向けの予備校」という立ち位置を、長年かけて築いてきました。
東進が合っていない人の特徴


東進は、自由度が高いので、主体的に学習を進められる人にとっては大きな力を発揮します。
一方で、その特性が合わずに「やめておけばよかった」と感じてしまう人がいるのも事実です。



ここでは、東進が合いにくいタイプを、具体的に整理します。
強い管理・強制力を求める
東進は、「手取り足取り管理してほしい人」には向いていません。
東進には担任・担任助手によるサポートがありますが、学校や一部の集団塾のように、出席管理・毎日の課題管理・学習状況の細かなチェックが徹底されているわけではありません。
学習計画の提案や定期的な面談はありますが、その計画通りに進めるかどうかは、最終的に本人の裁量に委ねられています。
そのため、次のようなタイプの人は、成果が出にくくなる可能性があります。
- 常に指示されないと動けない
- 勉強をサボりがちで、外部からの強制が必要
「管理される環境で力を出したい人」は、指導型・管理型の塾や予備校の方が合うケースもあるでしょう。
勉強法・学習ペースがまだ確立されていない
東進は、「授業を受ければ成績が上がる塾」ではありません。
映像授業は分かりやすいと評判ですが、視聴するだけで満足してしまい、復習や演習が不足すると、成績は伸びにくくなります。
特に、次のような人にとっては、東進の自由度の高さがデメリットになりやすいです。
- 授業後に何をすればいいか分からない
- 演習量の調整を自分で決められない
- 学習の優先順位をつけるのが苦手



東進で成果を出すには、「授業+復習+演習」をセットで回す学習設計が欠かせません。
まだ勉強のやり方やペースが固まっていない段階では、より指導色の強い塾の方が合う場合もあります。
完全に一人で黙々と勉強したい
東進は、「完全放置型」の予備校ではありません。
東進では、次のような人との関わりが定期的にあります。
- 月1回程度の担任指導
- 週1回のグループミーティング
- 公開授業やサマーキャンプなどのイベント
これらは、モチベーション維持や情報共有を目的とした仕組みですが、「極力人と関わらず、一人で完結したい」という人にとっては、煩わしく感じることもあるでしょう。
完全に一人で勉強したいタイプの人は、オンライン完結型の学習サービスや、自習特化型の環境の方が合うケースもあります。
東進が合っている人の特徴


東進は、誰にでも合う予備校ではありません。
一方で、学習スタイルが噛み合えば、非常に高い成果を出しやすい予備校です。



ここでは、東進を選んで後悔しにくい人の特徴を3つに整理します。
自己管理ができ、自走できる
東進で成果を出せるかどうかは、自己管理力が最大の分かれ目です。
東進では、担任や担任助手が学習計画のサポートは行いますが、実際に授業を受け、復習し、演習を積み重ねるのは、すべて自分自身です。
映像授業中心のため、「今日は受けない」「後回しにする」といった選択も簡単にできてしまいます。
そのため、東進で成果を出しやすいのは、次のような自走力を持つ人です。
- 目標から逆算して学習計画を立てられる
- モチベーションを自分で維持できる
- 毎日の学習を継続できる
実際、難関大学合格するには、次のような学習時間が必要だとされています。
- MARCH:2,000〜2,500時間
- 早慶:2,500〜3,500時間
- 旧帝大:3,000〜4,000時間
- 東大・京大・医学部:4,000時間以上



これだけの学習量を積み上げるには、周囲に管理されるのではなく、自分で自分を動かせる力が不可欠です。
先取り学習で早めに受験対策を進めたい
東進は、学年に縛られず早い段階から受験対策を進めたい人にとって、非常に相性の良い予備校です。
東進の大きな強みは、映像授業 × 全国トップレベルの講師陣という学習環境にあります。
- 好きな時間に受講できる
- 学年を超えて先取りできる
- 理解できるまで繰り返し視聴できる
東進の映像授業により、高1・高2の段階から、難関大を見据えた本格的な受験対策に取り組むことができます。



「早く始めて、余裕を持って仕上げたい」受験生にとって、東進の先取り学習は非常に相性の良い仕組みです。
難関大・上位大を目指している
東進の仕組みは、志望校が明確な難関大・上位大志望者ほど力を発揮しやすくなります。
東進では、志望校別の過去問演習講座に加えて、「志望校別単元ジャンル演習講座」という独自の演習システムを提供しています。
これは、東進が蓄積してきたビッグデータとAIによる学力分析をもとに、今の学力と志望校に応じて、「やるべき課題」と「優先順位」を自動で提示する仕組みです。
東進独自のシステムにより、闇雲に問題を解くのではなく、何が足りないのかを把握したうえで、必要な演習に集中できます。
その結果、難関大・上位大を目指す受験生にとって、効率の良い対策が可能になります。
まとめ|東進はやめとけかどうかは、向き不向きで決まる


ここまで見てきたとおり、「東進はやめとけ」と言われる理由は、学習スタイルや料金体系との相性にあります。
東進は、次のようなタイプの受験生にとっては、非常に力を発揮しやすい予備校です。
- 自分で学習計画を立てて継続できる
- 先取り学習で早めに受験対策を進めたい
- 難関大・上位大を本気で目指している
一方で、細かく管理してほしい人や、常に指示がないと不安になる人にとっては、別の学習環境の方が合う場合もあります。
予備校選びで大切なのは、ネット上の評価やイメージだけで判断しないことです。
東進の授業スタイルや学習の進め方は、文章だけでは分かりにくい部分もあります。
東進が自分に合うかどうか迷っている場合は、まずは無料の資料で、東進の仕組みを一度確認してみるのがおすすめです。
\ 登録はかんたん1分 /
