
- 天文宇宙検定って、小学生でも受けられるの?
- 難しそうだけど、うちの子でも合格できる?
- 受験するとどんな良いことがあるの?

そんな疑問に、この記事でしっかりお答えします。
天文宇宙検定は、年齢・学年を問わず誰でも受けられる検定です。
「宇宙が好き!星が気になる!」そんな気持ちがあれば、知識ゼロからでもスタートできます。
実際に、4級は小学生の約8割が合格しており、テキストや問題も分かりやすく作られているため、初めての検定としてもおすすめです。
さらに、検定に取り組むことで得られるのは合格証だけではありません。
自由研究のテーマになったり、理科や科学への関心が深まったり、将来につながる「きっかけ」にもなります。
この記事では、天文宇宙検定に小学生が挑戦するメリットや注意点を、実際の体験談も交えて分かりやすく紹介します。
- 小学生でも本当に合格できる?
- 天文宇宙検定を受ける5つのメリット
- 小学生で3級合格!東大生のリアルな体験談
- 初心者におすすめの受験級は?
- 受験前に知っておくべき注意点とは?
宇宙や天文に興味があるお子さんに、何か新しいことへ挑戦してほしいと思っている保護者の方へ。
この記事が、その第一歩のヒントになればうれしいです。

僕が天文宇宙検定を受けたときの話も載ってるよ!

私達は高卒で年収500万円台。でも、子どもは東大生に!
このブログでは、我が子が東大に合格するまでのリアルな受験体験や勉強法、受験対策を紹介しています。
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参照:天文宇宙検定
天文宇宙検定は小学生でも合格できるの?

天文宇宙検定は、大人だけでなく小学生でも十分に合格できる資格試験です。
特に4級や3級は、子どもでも取り組みやすい内容になっており、受験者が学びやすい工夫が随所に施されています。
このセクションでは、小学生が天文宇宙検定に挑戦する際に知っておきたいポイントや、合格の可能性についてわかりやすく解説します。

それでは、詳しく見ていきましょう。
公式テキストで無理なく学べる
天文宇宙検定では、各級に対応した公式テキストと問題集が用意されており、初学者や小学生でも学習を進めやすくなっています。
特に4級・3級のテキストにはふりがなが振られており、難しい専門用語もスムーズに理解できる構成です。
4級で学べる内容例
- 星座や惑星などの基本知識
- 太陽系探査のトピック
- 天体望遠鏡の使い方
- 宇宙にまつわる神話(ギリシャ神話など)
3級で学べる内容例
- 中学理科で学ぶ天文学の基礎
- 宇宙開発やロケット、人工衛星に関する一般知識
いずれもイラストや図解が豊富で、視覚的にも理解しやすく、子どもが楽しみながら学習できる点が特長です。
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各級に対応したテキストを活用することで、効率よく対策を進めることができます。
全問選択式で答えやすい

天文宇宙検定は、全問が4択のマークシート方式。
記述問題は一切なく、小学生にとっても取り組みやすい形式です。
- 専門用語を正確に書く必要がない
- 難しい漢字が書けなくてもOK
- あやふやな知識でも、消去法で解ける可能性あり
このように、選択式であること自体が、小学生にとって大きな安心材料となります。
小学生の合格実績も高水準

実際に、毎年多くの小学生が天文宇宙検定にチャレンジし、しっかりとした合格実績を残しています。
以下は、第16回試験における「10歳未満の合格率」データです。
小学生年代の合格率データ(第16回)
級 | 合格率(10歳未満) |
---|---|
4級 | 79.5% |
3級 | 46.4% |
2級 | 31.3% |
1級 | 0.0% |
4級は約8割、3級でも約半数が合格しており、しっかりと準備をすれば小学生でも十分に合格可能であることがわかります。

天文宇宙検定は、小学生でも合格を目指せるよ。
まずは4級からチャレンジしてみよう!
小学生が天文宇宙検定を受ける5つのメリット

宇宙や星が好きなお子さんにぴったりの「天文宇宙検定」です。
実はこの検定、「理科が苦手なお子さん」や「自由研究に困っているご家庭」にもおすすめです。
知識を学ぶだけでなく、子どもたちの好奇心や探究心、そして将来の可能性まで広げてくれるのが、検定の魅力。

ここでは、実体験を交えながら、天文宇宙検定がもたらす5つのメリットを紹介します。
「調べる力」がぐんぐん育つ!

天文宇宙検定の勉強を通じて、子どもたちは自ら学ぶ姿勢=主体性を身につけていきます。
「どうして月の形は変わるの?」「星はなぜ光ってるの?」という素朴な疑問。
—宇宙は身近な“なぜ?”の宝庫。
こうした疑問をきっかけに、本を読んだり、夜空を観察したり、ノートに図を書いたり…。
自分で答えを探す体験を重ねることで、自然と調べる力=自走力が育まれます。

調べたことって、学ぶこと=楽しいことに変わるから、記憶にも残りやすいんです!
理科が「楽しい教科!」に変わる

理科が「苦手」「つまらない」と感じる子どもたちの多くは、実際の自然現象と接する機会が少ないのが原因かもしれません。
そんなお子さんでも、宇宙を入り口にすることで、理科がぐっと身近に、楽しい教科に変わります。
検定で学んだ知識が授業内容とリンクして、「これ知ってる!」という経験が増えると、理科への苦手意識が薄れていきます。
特に「地球の自転・公転」「季節の変化」「月の満ち欠け」などは、検定の知識と完全にリンクする単元です。

理科テストで学年でひとりだけ100点を取り、息子の自信につながりました!
中学受験の「天体分野」に強くなる

天文宇宙検定の学習内容は、中学受験理科(特に地学分野)に直結しています。
中学入試では物理・化学・生物・地学の4分野がバランスよく出題されますが、中でも天体分野は差がつきやすい単元です。
たとえば…
- 月の満ち欠けと見える時刻
- 太陽と月の位置関係
- 星の動き・南中時刻
といった内容は、検定でしっかりカバー!
「自転と公転の違い」や「単位時間あたりの角度」など、頻出テーマも検定を通して無理なく習得できます。
検定で身につけた知識や思考力が、苦手分野を作らないバランスがとれた学習につながり、受験勉強で大きな武器になります。
模試でも成果が!〜四谷大塚の例〜

中学受験をしなかった我が家でも、模試で天体分野は安定して得点できました。
小6・全国統一テストの理科結果
問題内容 | 正答率 | 結果 |
---|---|---|
星を結ぶ三角形(知識) | 84.1% | 正解! |
星の性質(知識) | 26.7% | 不正解 |
月の形(思考) | 15.3% | 正解! |
月の位置(思考) | 45.6% | 正解! |

天体の問題が解けたのは、検定で学んでいたからだと思う!
自由研究の「ネタ探し」に困らない!

夏休みの自由研究、「テーマが思いつかない…」と悩んだ経験はありませんか?
天文宇宙検定を学んでいれば、観察・記録・考察のすべてがそろった研究テーマが見つかります!
たとえば…
●月の満ち欠けを毎日同じ時刻に撮影・記録
●星座アプリと組み合わせた自作星座図鑑づくり
宇宙に関する研究テーマは無限。知識を活かしてオリジナルの研究ができるのも魅力です。
小3で挑戦!東大生の自由研究

天文への好奇心から「月と太陽のかん測について」というテーマで30ページの研究レポートをまとめました。
晴れの日を狙って観察を続けたり、風で観測用紙が飛ばされてしまったり…
自然相手の観察は苦労も多かったけれど、毎日の変化が楽しみで、最後までやり切ることができました。

昼間に月が見えたときは本当にびっくりしたな〜!

学校で賞をもらえて、息子も大喜びでした!
宇宙好きが「未来の道」を広げる!

天文宇宙検定を通じて芽生えた「宇宙っておもしろい!」という気持ちは、将来の選択肢を広げてくれます。
もちろん将来、天文学者や宇宙工学者になるかどうかはわかりません。
でも、「理科好き」がきっかけで…
- 天文部のある中学や高校を目指す
- 理科研究部に入る
- 自分の興味を探求する進路を選ぶ
といったように、「好き」が「得意」になり、やがて「未来の選択肢」へと広がっていきます。

当時は、天文学者になるのが本気の夢だったよ!
小学生で3級に合格!東大生の体験談

子どもが「何かに夢中になる瞬間」は、案外、ふとした日常の中にあるものです。
息子が宇宙に夢中になったのも、たったひとつの出会いがきっかけでした。
それは、小学2年生のある日。
家族で訪れた科学館で「NASAスペースシャトルの打ち上げ映像」の特別上映会に参加したときのことです。
目の前で繰り広げられる迫力ある映像と、JAXAの方による臨場感たっぷりの解説。

宇宙って、すごい…!
上映が終わったあと、息子は興奮気味につぶやき、目を輝かせていました。
この日を境に、息子の世界はがらりと変わりました。
毎日図鑑を読みふけり、宇宙イベントや科学館にも通うようになったのです。
小学3年生でまずは4級に挑戦

宇宙に夢中になっていた小学3年生のある日。
JAXAの施設で手に取った「天文宇宙検定」のチラシに、息子の目が留まり、
「これ、受けてみたい!」と言い出しました。
初めての挑戦は、小学3年生での4級。
正直、「ちょっと難しいかも…?」という不安もありましたが、息子のやる気を大切にしました。
公式テキストを使いながら、一緒に学習をスタート。
とはいえ、難しい用語や内容も多かったので、工夫しながら親子で取り組みました。
たとえば
- 難しい言葉は読み聞かせながら、かみ砕いて解説
- 図やイラストでイメージと一緒に理解
- 夜空を眺めながら星の動きを体感
息子にとっては、「勉強」というより、「好きな宇宙をもっと知る時間」。
毎日楽しそうに取り組んでいたのが印象的でした。
そして迎えた試験本番。
結果はなんと、88点で見事合格!
「がんばったらできる!」と体験が、合格以上の大きな収穫でした。
小学4年生で3級にステップアップ

4級合格後、息子は「次は3級も受けたい!」と自然にステップアップを決意。
3級では中学校レベルの理科に加えて、天文学の歴史や宇宙開発なども出題され、難易度は少し上がります。
でも、それを支える「実体験」が息子にはありました。
- 小学3年生:月と太陽の観察レポートを作成
- 小学4年生:40日間の天気図記録に挑戦
- 国立天文台の観測会に参加
- 科学館のプラネタリウムに毎月通う
- 天体望遠鏡を購入し、自宅でも星を観察
こうした体験を通じて、図鑑やテキストに書かれた知識が、「自分の体験と結びつく学び」に変わっていきました。

太陽の黒点って本当に動いているんだね!
こうした発見の瞬間が、学びを一層深くしてくれたのだと思います。
3級の勉強は、公式問題集を中心にコツコツと取り組みました。
難しい問題でも、「宇宙が好き」という気持ちが勉強の原動力。
そして、迎えた試験当日。
結果は、75点で合格!
努力が実を結び、またひとつ大きな自信を手にすることができました。

小学生か~、ずいぶん昔に感じるな。

ほんとにね。
あの夢中な姿、懐かしいなあ。
小学生におすすめの受験級はどれ?

天文宇宙検定は、宇宙に興味があれば何歳でも受けられる検定です。
とはいえ、保護者の方にとっては「うちの子には何級が合っているの?」と迷うことも多いですよね。

ここでは、小学生にとってのおすすめ受験級を、年齢や学年別にわかりやすく紹介します。
何歳から受けられる?年齢制限なし!

天文宇宙検定には年齢制限がありません。
実際に、5歳で4級を受験したお子さんの例もあるほどです。
ただし、小さなお子さんの場合には、以下のような点に注意しましょう。
- 試験時間は90分:集中力が必要です
- 試験会場では静かに着席:保護者の同伴はできません

とはいえ、「宇宙が大好き!」という気持ちがあれば、年中〜年長さんでもチャレンジできます。
学年別|おすすめ受験級まとめ

では、小学生にとってのおすすめ級はどれなのでしょうか?
年齢や学年に合わせた目安を、以下にまとめました。
学年 | おすすめ級 | ポイント |
---|---|---|
年長〜小2 | 4級 (集中力次第) | 興味が強ければ挑戦価値あり。 保護者のサポートは必須です。 |
小3〜小4 | まずは4級 | 楽しく学べる基礎レベル。 初めての検定にもぴったり。 |
小5〜小6 | 4級または3級 | 理科や宇宙が得意なら3級にチャレンジするのも◎ 無理なく挑戦できます。 |
初めての受験で迷ったら、まずは4級からのチャレンジがおすすめです。
「宇宙って楽しい!」「できた!」という成功体験を通じて、次のステップへと自然に進めます。
小学生が天文宇宙検定を受験する注意点

天文宇宙検定は、小学生でも受験できる素晴らしいチャンスです。
とはいえ、初めての検定では戸惑う場面もあるかもしれません。

以下のポイントを押さえておけば、安心して本番に臨めます!
マークシートの練習をしておこう
天文宇宙検定は、マークシート方式の試験です。
小学生にとっては馴染みがない形式のため、マークのズレや塗りミスで正解を落としてしまうこともあります。
事前にしっかり練習しておくことで、トラブルを防げます。
対策のポイント
- 公式サイトからマークシートのサンプルをダウンロード
- 濃く塗る・きれいに消す・正しい位置にマークする練習をしておく
- わからない問題も「とりあえずマーク」すれば4択で25%の確率があると伝える

一度でも練習しておくと、本番でも焦らず落ち着いて解答できます。
保護者のサポートがカギ
小学生が一人で検定対策を進めるのは簡単ではありません。
そんな時こそ、保護者のサポートが大きな助けになります!
サポートのポイント
- 子どもが作った勉強ノートの確認やアドバイス
- 問題集を一緒に解いて、解説や採点のサポート
- 教材からクイズ形式で出題してみると楽しく学べます
- 受験票・持ち物のチェックなど、当日の準備もしっかりサポート
親子で一緒に取り組むことで、モチベーションもアップ!

試験当日も安心して送り出せますね。
天文宇宙検定受験でよくある質問(FAQ)
まとめ|天文宇宙検定は、学びの扉を開く第一歩に

この記事では、天文宇宙検定に小学生が挑戦できるのか、そして挑戦するメリットについて詳しくご紹介してきました。

ここで、ポイントをもう一度振り返ってみましょう。
- 小学生でも合格できる(特に4級の合格率は高め)
- 年齢制限なし!5歳からでも受験可能
- 理科への興味を広げ、自由研究や中学受験にも役立つ
- 公式テキスト・問題集が充実しており、家庭でも学びやすい
天文宇宙検定は、ただの知識を問う試験ではありません。
それは、「もっと知りたい」「自分で調べたい」「難しそうだけど、やってみたい!」
――そんな子どもたちの知的好奇心に火をつけるきっかけです。
理科が好きな子も、ちょっと苦手な子も。
自由研究に悩む親子も、中学受験に向けて理科を伸ばしたいご家庭も。
天文宇宙検定は、すべての「宇宙好きキッズ」に開かれた学びの入り口です。
未来を変えるのは、好奇心と行動力。
その一歩を、ぜひご家庭で応援してみてください。
きっと、宇宙のように広がる学びの旅が始まります。